秋本敏行 のすべての投稿

秋本敏行:のりものカメラマン 1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカ メラマン・チームの一員として参加して、1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わ る。その後に自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。日本 国内の鉄道・軌道の営業路線全線を完乗している。

静岡ホビーショー第60回…さんけい篇

SanKeiみにちゅあーとキットの中から鉄道ジオラマに使えそうな建物を紹介+α

[場所]ツインメッセ静岡

静岡県といえば「模型の世界首都」を名乗っている。この静岡市にあるツインメッセ静岡において「第60回 静岡ホビーショー」が2022年5月11日~15日の5日間、静岡模型教材協同組合の主催で開催された。このことは、2022年5月15日アップ「静岡ホビーショー第60回…鉄道系展示巡覧篇」で報じているけれども、その記事の中で「出展メーカー名の末尾に『♥』が付いているブースに関しては、いずれ単独にて、不定期ながら紹介予定…」と予告してあったが、その流れでのブース展示品の中から、この度は「さんけい」のブースを紹介していこう。 続きを読む

日本の鉄道開業150年に寄せて旧・横浜駅を訪ねてみた

鉄道開業の話題は新橋(汐留)駅だけじゃない、旧・横浜(桜木町)駅にも注目してほしい

[場所]JR根岸線 桜木町駅

当サイトは鉄道系なので「鉄道開業150年」のまつり(笑)には強いて迎合しないつもりでいたが、このまつり(笑)で新橋駅はそれなりに紹介されているけれども、鉄道開業当時に新橋駅と同時開業の終着駅側「横浜(現・桜木町)駅」が、あまりにも話題にならなく寂しいので、横浜(桜木町)駅にも鉄道開業時に関わる展示があることをココで報じたく記事を書かせていただく。 続きを読む

my routeとやま1日乗り放題きっぷ発売中

my route 2022年10月1日より展開地域を富山県全域へ拡大

[場所]あいの風とやま鉄道 高岡-富山/富山地鉄市内軌道線・富山港線/万葉線など

「とやまがもっと楽しくなる」のキャッチフレーズで富山my route推進協議会(幹事会社:トヨタモビリティ富山(株)・富山地方鉄道(株)が2021年3月19日から富山市を展開地域として実装し、サービスの拡大を図ってきた「my route」が、2022年10月1日より富山県全域へと拡大された。 続きを読む

リニモの分岐器が動くシーンが見れる駅

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]愛知高速交通(リニモ) 東部丘陵線 八草駅

「リニモ」とは愛知県の愛知高速交通 東部丘陵線(以下「リニモ」と表記)の愛称で、磁気浮上式鉄道路線として日本唯一の営業運転を行なっている、軌道法に基づく軌道のこと。駆動はリニアモータに拠っていて、浮上方式は常電導吸引型磁気浮上式のいわゆるHSSTになる。なので、中央新幹線の超電導リニアの反発式とは異なり、こちらの吸引型の浮上量は約1cmほどだし、その浮上量の基準となるレールやリアクションプレートはモジュール(台車)に下部まで覆われているため、乗っている時は本当に浮上しているのか(笑)の実感はない。 続きを読む

C56 135 クラウドファンディングで動態化めざす

大井川鐵道 創立100周年チャレンジプロジェクト

[場所]大井川鐵道 大井川本線

静岡県の大井川鐵道は2025年3月10日で創立100周年を迎える。これに向けたチャレンジプロジェクトとして「蒸気機関車に再び命を、昭和の汽笛を次世代へ」のスローガンの元、静態保存SLのC56 135号機を搬入、動態化を目指すことになった。
C56 135号機は当初、まずは動態復元が可能かどうかの見極め、それにより運転に十分耐える状態であったことが判明。そして、このために必要となる修繕費がおよそ3億円と算出され、大井川鐵道史上初になるクラウドファンディング(CF)にて一部資金1億円をファンの方から募るとのこと。 続きを読む