秋本敏行 のすべての投稿

秋本敏行:のりものカメラマン 1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカ メラマン・チームの一員として参加して、1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わ る。その後に自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。日本 国内の鉄道・軌道の営業路線全線を完乗している。

大井川鐵道で2021SLフェスタin新金谷を開催

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[場所]大井川鐵道 新金谷駅など

SL動態保存運転の老舗 大井川鐵道では、2021年3月20日(土)~21日(日)の2日間9時30分~16時(一部プログラムは16時50分まで)の間で、島田市・川根本町との共同企画にて「2021SLフェスタin新金谷」を、大井川本線新金谷駅構内およびプラザロコ館内において開催する。 続きを読む

不定期連載 終着駅と界隈探訪…青森県青森駅

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青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」最寄り駅

[場所]JR奥羽本線など 青森駅

終着駅の駅ナカや駅近を訪ねる不定期シリーズです

青い森鉄道・JR奥羽本線の終着駅で、JR津軽線(津軽海峡線)の起点駅である青森駅の東口から北北東500mほどの所にある元・青森第2岸壁に、かつて青函連絡船で活躍した八甲田丸が終航後、繋留した状態で博物館船「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」となり保存されている。現在この船内は「青森市港湾文化交流施設」となっていて、内部も一般公開(有料)している。
そして、かつて鉄道連絡船として貨車を格納していた車両甲板には、いまは鉄道車輛が展示され見学できるので、鉄道好きにとっても見所といえるだろう。 続きを読む

不定期連載 終着駅と界隈探訪…山口県仙崎駅・後篇

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仙崎駅の駅前通りは金子みすゞサンの詩が並ぶ

[場所]JR山陰本線仙崎支線 仙崎駅

終着駅の駅ナカや駅近を訪ねる不定期シリーズです

終着駅と界隈探訪シリーズ前回の「山口県仙崎駅・前篇」では、JR山陰本線仙崎支線仙崎駅と金子みすゞ記念館を訪ねたが、この回はその後篇になる。ということで前篇の中でサワリとして、仙崎駅駅前広場~金子みすゞ記念館を結ぶ「みすゞ通り」に建ち並ぶ商店や民家数軒の軒先や塀に金子みすゞサン の詩を書いたプレートが飾られている云々を記したが、後篇はそれらを抜粋で紹介をしていこう。 続きを読む

不定期連載 終着駅と界隈探訪…山口県仙崎駅・前篇

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「…こだまでしょうか いいえ誰でも」で知られる童謡詩人・金子みすゞサンの記念館最寄り駅

[場所]JR山陰本線仙崎支線 仙崎駅

終着駅の駅ナカや駅近を訪ねる不定期シリーズです

以前に単発や別シリーズで、JR弥彦線弥彦駅JR名松線伊勢奥津駅など日本の終着駅を紹介しているが、この際だから「終着駅探訪」を不定期連載シリーズ化してしまおうと画策した、その第一弾に選んだのが「JR山陰本線仙崎支線 仙崎駅」になる。 続きを読む

架けられたのは大正10年だがその橋桁は明治時代製!?

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[場所]秩父鉄道秩父本線 武州荒木-東行田

現役で日本最古級の鉄道用鉄製橋桁が、埼玉県の秩父鉄道秩父本線 武州荒木-東行田 間に存在する。それは見沼代用水に架かる「見沼代用水橋梁」のポニーワーレントラス桁で、製造は1887年(明治20年)頃と言われている。ところで、あえて橋桁と狭義な言葉を使っているが、これは橋梁としての竣工は1921年(大正10年)で、橋桁は他からの転用になるからだ。
とはいえ、ポニートラス現役鉄道用橋桁もしくは埼玉県内の現役鉄道用橋桁としては最古級とのことなので、ココで紹介する運びとあいなった。 続きを読む