秋本敏行 のすべての投稿

秋本敏行:のりものカメラマン 1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカ メラマン・チームの一員として参加して、1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わ る。その後に自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。日本 国内の鉄道・軌道の営業路線全線を完乗している。

2020年10月下旬で見納め…富士急行の旧標準色

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[場所]富士急行 鉄道線全線

山梨県の富士急行には、リバイバルカラーではあるが2009年4月18日から富士急行旧標準色を纏った1200形1202Fが運行されており、富士急行線の昭和31(1956)年~平成一桁代の頃を知る世代にとっての懐かしい鉄道情景を魅せてくれている。さて、そんな富士急行旧標準色1202Fだが、「…10月下旬をもって引退することになりました。」との発表が富士急行から2020年9月30日になされた。 続きを読む

大井川鐵道SL列車かわね路号10月8日より運転再開

[場所]大井川鐵道 大井川本線

SL動態保存運転の老舗、静岡県の大井川鐵道より「SL列車『かわね路号』運転再開」の吉報が届いた。
2020年は新型コロナウィルス~蒸気機関車の車輛不具合のため、SLかわね路号は4月中旬から運転休止していたが、ついに2020年10月8日(木)より営業運転を再開する。 続きを読む

現役では日本一古い明治時代の橋桁 JR左沢線篇

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[場所]JR左沢線 羽前長崎-南寒河江

最上川は山形県のみを流れる流路延長229km一級河川だが、この川には明治時代に製造された橋桁を移設使用している現役の鉄道橋梁が何と2本ある。そのうちの1本は山形鉄道フラワー長井線 四季の郷-荒砥 間に架かる最上川橋梁(荒砥鉄橋)で、本サイト2015年9月30日アップ「東海道本線揖斐川橋梁に並行して架かる謎の橋」の中で少し触れている。
さて、この回で紹介するのはもう1本の方、JR左沢線 羽前長崎-南寒河江 間に架かる最上川橋梁だ。 続きを読む

境内地を通る踏切を訪ねる(初回)岐阜県大垣市・石引神社

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[場所]西濃鉄道市橋線 美濃赤坂-乙女坂

神社仏閣の境内を横切る鉄道線路の踏切を訪ねる
不定期シリーズです

全国の鉄道線路の中には神社仏閣の脇に敷設された区間がタマにあるが、位置によってはルートの都合から線路がその境内地のナカを通ってしまっている場所も僅かに存在する。そしてこのような場合だとその線路を渡るために、境内ナカに踏切がある状況が生じているケースも案外起こりうる。
そんな境内地に踏切がある景色って「ナゼここに!?」って意外性が不思議だったりするので、この度…境内地にある踏切を訪ねる…シリーズを不定期で始めさせていただいた。
ということで、栄えある初回は、貨物鉄道好きには有名なアノ踏切が登場だ。 続きを読む

大和西大寺駅のAI案内掛アリサさん

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[場所]近畿日本鉄道奈良線など 大和西大寺駅

近鉄奈良線・京都線・橿原線が交わる 大和西大寺駅 は2020年4月19日に南北連絡自由通路が一部供用開始された。そしてそれにあわせるように進められていた同駅「近未来ステーション構想」の一環として、2020年7月1日に駅コンコースにAI案内ロボットのアリサさん(AruzeRoboticsInteractiveSolutionsAndroid略して「ARISA」・以後欧文標記では敬称略)が配属されたのは、各種報道や地方ネットワークなどによりご存知の方も多いであろう。 続きを読む