「連載記事」カテゴリーアーカイブ

SANZEN HIROBAを訪ねてみた

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]京阪本線 樟葉駅 東口前
大阪府枚方市の樟葉駅前にあるショッピングセンターのKUZUHA MAUL南館ヒカリノモール1階に、初代3000系テレビカーが「デジタル動態保存」展示されていることは、当サイトの読者ならご存知と思うが、その保存スペースは『SANZEN HIROBA』と名付けられ、この保存車の他にも、京阪電車の運転シュミレータの設置や、さまざまな鉄道グッズの展示があり、京阪電車を見て、知って、体感できるゾーンになっているのだ。 続きを読む

とりあえず日本唯一現役の二軸レールバス

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] 紀州鉄道 紀伊御坊駅
和歌山県にある紀州鉄道は、二軸レールバスが営業路線において日本で唯一現役で運行されている鉄道で、2016年3月の時点では休車のキテツ1形キテツ1と運行可能なキテツ1形キテツ2の2両が在籍している。 続きを読む

完成当時から同じ場所にある現役日本最古の駅跨線橋

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] JR武豊線 半田駅
建設当時から同じ場所にあって現在も使用されている駅跨線橋として日本一古いモノはJR武豊線の半田駅にある。
ちなみに移設された跨線橋を含めると、1890年(明治23年)製のJR山陰本線 大田市駅のモノが日本最古の跨線橋になるため、タイトルではこの表現になっている。
半田駅の跨線橋は1910年(明治43年)11月に竣工したもので、その後、2015年3月1日完成の武豊線全線電化に際して、その処遇がどうなるか注目されていたが、幸いにも生き延びた。 続きを読む

信州松本で見られる青ガエル

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]アルピコ交通上高地線 新村駅

「青ガエル」こと元東急5000系の最後に残った車輛である熊本電鉄5101A(元東急デハ5031)が2016年2月14日にラストランを果たし、青ガエルがすべて現役を引退したニュースは全国に伝えられたが、いまだに線路の上に載った青ガエルを見られる場所が他にもある。 続きを読む

世界遺産 長崎県・高島炭鉱1983年の想い出

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]長崎汽船 高島港ターミナル
2015年7月5日に世界遺産の文化遺産として『明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業』が登録された中のエリア6に含まれている一つに長崎県の高島炭鉱がある。しかしこの島の炭鉱関連施設のほとんどは1986年(昭和61年)11月27日の閉山後に撤去されてしまい、全盛期の面影が全くといってよいほど残っていない。
そのため、高島を訪れた方が閉山前の稼働していた頃へと思いを馳せる役に立てれたらと思い、1983年に撮影した過去写真で当時を振り返っていこう。 続きを読む