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意外に便利な都区内パス

スタンプ集めはもちろん
ちょっとした移動手段でも安上がりに!

私鉄にも使えるようになったSuicaなどのICカードは首都圏の移動に大変便利ですが、1万円をチャージしてもすぐになくなってしまいますね。その便利さについ忘れがちですが、東京23区内のJRが1日乗り放題のフリーきっぷとして「都区内パス」730円(こども360円)があります。複数途中下車する場合は、断然おトクです。通年発売しており、券売機からも購入できますので、あらかじめ買っておけば、地下鉄で移動する手段を、遠回りしながらもJRを使って目的地へ向かうことができるし、他の私鉄運賃も節約できる手段となります。

例えばフリー区間で中央線の西荻窪から東京へ向かうとします。片道運賃は380円なので、往復で760円。単純に往復するだけでも30円おトクな計算になります。また先日、中野から池袋、品川、東京と3件打ち合わせがありましたが、これでも普通に切符を買えば計780円なので、50円のおトクになります。そんな感覚でうまく利用すれば、1日で軽く倍以上おトクになってしまうのではないでしょうか?
もうひとつの楽しみは、スタンプ集めです。山手線をはじめとする首都圏77駅にもスタンプが設置されていますが、では実戦として山手線の全29駅のスタンプを手始めに解説していこうと思います。

次回は東京駅から時計回りに山手線を一周し、1日1駅づつ更新していきます。お楽しみに。

スタンプコレクション

お金のかからないコレクション
スタンプ帖がなくても白地の紙があればOK!

いよいよ「鉄道旅のガイド」のブログが始まりました。
「鉄道旅のガイド」と銘打っていますが、まずは手始めに著者がコレクションしている駅の記念スタンプの話から始めたいと思います。
駅スタンプの歴史は古く、最初は昭和6年(1931)に福井駅に設置されたのが始まりといわれます。当時は直径5cm程度の小さなものでした。その後の設置駅は不明ですが、日付入りのスタンプがかなり高い確率で設置されていたようで、日本統治時代の台湾・樺太・朝鮮の鉄道駅にもスタンプがありました。

戦後、国鉄が増収策として初めて全国的に統一したスタンプで始めたのが、昭和45年(1970)の「ディスカバージャパン」(左上)で、このとき国鉄約1400駅にスタンプ台とともに設置され、弘済出版社(現・交通新聞社)からスタンプ帖が発売されて爆発的なブームを呼びます。その後、昭和52年(1977)に「一枚のキップから」(右上)、翌年には「いい日旅立ち」(左下)のキャンペーンがありましたが、残念ながら国鉄末期の赤字財政のため、設置駅は激減しました。ただし、古いキャンペーンのスタンプをそのまま残している駅もたくさんありました。

国鉄最後のキャンペーンが昭和55年(1980)にはじまった「わたしの旅スタンプ」(右下)です。これはスタンプを丸・四角・五角・六角の4種の形と黒・赤・紫の3色を組み合わせて12種類に分類したもので約740駅に設置。スタンプブームの最盛期を迎え、よく夜行列車などで数分止まる駅などは、スタンプを押しに設置箇所へ駆け込む光景がみられました。このキャンペーンはその後の駅無人化や新規設置などで増減がありましたが、JR化後もそのまま踏襲されました。

90年代に入るとJRも支社ごとに独自のスタンプをつくりましたので、設置駅の掲載されたスタンプ帖は消滅。スタンプ帖もこのとき売上げが激減し、駅売店の『キヨスク』からも消えてしまったようです(現在は通販と一部の書店で入手することは可能)。
しかし、駅スタンプは、JR化後に設置駅がかえって増える傾向にあります。詳しいことは追々話していきたいと思いますが、設置駅などの情報は、スタンプファンの方が運営しているサイトが詳しいです。まずは一番身近なJR東日本の東京支社印で山手線を一周してみましょう。スタンプの印影に描かれた名所・旧跡・PRなど深く追求していきたいと思います。
次回は、その東京支社の山手線内スタンプ集めに有効なフリーきっぷを紹介します。