駅前などにある鉄道系展示品を訪ねる(2) 京都府・福知山駅

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
駅なかや駅近の鉄道にまつわるオブジェやモニュメントを訪ねる不定期シリーズです。
[場所]JR山陰本線など 福知山駅前

京都府の福知山駅はJR福知山線とJR山陰本線の接続駅で、国鉄時代は京都府北部~兵庫県北部の国鉄路線を管轄する福知山鉄道管理局が置かれた最寄り駅であり、その後の1987年4月1日に行なわれた国鉄分割民営化から半年経った1987年10月1日に発足したJR西日本 福知山支店→福知山支社が置かれている最寄り駅として、また1986年には駅から西に1.5km程の地点に福知山電車区本区(当時は 福知山運転区福知山支区)が設けられて、周辺の鉄道網を纏める要の駅として機能している。 続きを読む

特急『しなの』が塩尻駅で方転していた名残り

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]JR中央本線 塩尻駅

名古屋と長野を結ぶ特急『しなの』は、今でこそ全区間を列車の前後の向きを換えずに走り通すが、1982年5月17日に塩尻駅が現在の地点へ移転するまでは、旧塩尻駅で方向転換をしていた。
これは当時の旧塩尻駅の構造が、中央東西線同士がスルーで、篠ノ井線がその名古屋寄りから北方向に分岐していた配線だったからで、名古屋方-松本方 間を通し運転をする列車はここで進行方向を換えていた。駅を移転したのはこの解消に他ならない。 続きを読む

鉄道線の上に架かる長大歩道吊り橋

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]大井川鐵道大井川本線 塩郷-下泉
トーマスとなかまたちが活躍する路線として有名な大井川鐵道大井川本線。2017年は6月17日~10月9日の間に、のべ76日間(運転しない日もあり)に渡りトーマスとなかまたちが180便走行することが発表されている。
oigawa-railway.co.jp/thomas(←運行情報などはこちらをクリック)
そんな大井川鐵道には、車窓を楽しませてくれる名物がたくさんあるが、そのひとつが今回紹介する「塩郷の吊り橋」だ。 続きを読む

滝口の上を通る鉄道線 龍門の滝

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] JR烏山線 滝-烏山
2017年3月4日のダイヤ改正にて、JR烏山線で運用される車輛が全てEV-E301系「ACCUM」に統一された。EV-E301系は架線集電式の直流用蓄電池駆動電車として有名で、当サイトでも2015年7月29日アップの記事「ACCUMに乗ってみよう」(←その記事はここをクリック)でEV-E301系を紹介している。
そんなEV-E301系が走る烏山線では、終着駅間近の 滝-烏山 間の沿線に観光名所の「龍門の滝」があり、線路はその滝より上方を通っているため、車窓西側(下り列車では右手)にその滝口を見ることができる。
滝の前を通る鉄道線は全国に大小含めればそれなりにあり、当サイトでも2015年4月30日アップの記事で中央西線沿線の木曽八景の「小野の滝」(←その記事はここをクリック)を紹介したりしているが、滝口の上を通る鉄道線はそうそうないと思い、ここで紹介させていただくことにした。 続きを読む

JR四国で海に一番近い駅は・・・

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]JR予讃線 下灘駅vsJR土讃線 安和駅
日本一海に近い駅は見解の相違があり、当サイトでも2015年12月7日にアップした『JR信越本線 青海川駅』の記事は「日本海に一番近い駅」(←その記事はここをクリック)というタイトルを使っている。さて、エリアを絞り込んだ場合、四国で海に一番近い駅といえば、TV効果もあってかJR予讃線 下灘駅を思い浮かべる人は多いだろう。 続きを読む