「トロッコ」タグアーカイブ

黒部峡谷鉄道2024年は4月19日から段階的に運行開始

2024シーズンは令和6年能登半島地震に伴う鐘釣橋損傷により9月頃までは宇奈月-猫又 間での運行になる

[場所]黒部峡谷鉄道本線 宇奈月-鐘釣

稀少なナローゲージの機関車牽引列車に乗れる観光鉄道

「鉄軌道王国」を名乗る富山県にある地方鉄道の一つ、黒部川沿いを走る軌間762mmゲージの黒部峡谷鉄道本線の、通称「トロッコ電車」の2024年の営業運転は、春のうちには、4月19日(金)より、まずは 宇奈月-笹平 間の一部区間から開始。次に運行区間を延ばし、4月25日(木)に 宇奈月-猫又 間での運行へと至るとのこと。 続きを読む

不定期連載 終着駅と界隈探訪…栃木県葛生駅

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

かつてセメント輸送で賑わった東武鉄道佐野線の貨物拠点駅はイマ

[場所]東武鉄道佐野線 葛生駅

終着駅の駅ナカや駅近を訪ねる不定期シリーズです

東武鉄道葛生駅は佐野線の終着駅で、旅客ホーム1本と電留線2本(架線が張られている線のみカウント)を擁している。この葛生駅に筆者が初めて訪れたのは1974年で、旅客ホームが1本なのはイマと変わらないけれども、当時は、佐野線にセメントや骨材を輸送するための貨物列車が走っていた時代だったので、構内に広いヤードがあり、側線ではEL牽引の貨物列車が何本か発車を待っている貨物ターミナル駅らしい光景が眺められた。さらに現在の車止めから先には貨物線の線路が伸びていて、貨物列車的にはある意味中間駅でもあるという雰囲気の構内の駅だった。と、そんな昔を懐古するべく、いまの葛生駅を訪ねてみた。 続きを読む

直方市石炭記念館屋外展示車輌を眺める…後篇

軌間ナローゲージ車輌の部

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]JR筑豊本線(福北ゆたか線)・平成筑豊鉄道伊田線 直方駅南方約500m

直方市石炭記念館屋外展示車輌を眺める…前回2022年1月7日アップの前篇では「軌間1,067mmゲージの車輌」を紹介したが、その続篇ではナローゲージの車輌をメインに紹介していこう。 続きを読む

お伊勢さんのお膝元にも現存していた横丁トロッコ…

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]JR参宮線・近鉄山田線 伊勢市駅北東約600m

ココで言う「横丁トロッコ」とは、私有地のみに敷設されたトロッコ軌道の中でも、さらに建物内とかにあって人知れず活躍してきた、短かく小規模なトロッコ軌道を指す。とは言え特に決まった呼び方はないので、趣味人によっては「横丁軌道」とか「横丁鉄道」といった呼び方をしている人もいる。 続きを読む

異界のナローゲージ・ワールドへいざなえる写真展のご案内

Narrow Gauge World -時刻表にない鉄道-
名取紀之 氏 写真展

[場所]リコーイメージングスクエア 東京・大阪

ナローゲージというと軽便鉄道のイメージが強いが、この度紹介する写真展Narrow Gauge Worldがスポットをあてているのは「時刻表にない鉄道」ということで、世界各地で、地域の足や産業を支える輸送手段として、人知れず活躍してきた鉄道・軌道になる。
日本においても森林鉄道や鉱山軌道など時刻表に載っていない産業用の鉄道がかつて各地にあったが、この類のワールド版といえようか。
続きを読む