さんてつ冬の風物詩「洋風こたつ列車」の季節が到来

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

「洋風こたつ列車」は宮古↔︎釜石を往復

[場所]三陸鉄道 旧山田線区間

三陸鉄道(本社:岩手県宮古市)は2025年度冬期間の土日休日(元日はウヤ)に1日あたり、旧北リアス線区間で「こたつ列車」を1往復、旧山田線区間の宮古-釜石 間では「洋風こたつ列車」を1往復運転する。
せっかくなので、このシーズンは12月6日~2月28日運行の洋風こたつ列車と12月7日~3月8日運行こたつ列車を別々に紹介させていただく。

■洋風こたつ列車
基本的に36-R3形使用の「洋風こたつ列車」の運転時刻は、宮古11時05分発→釜石12時45分着・釜石13時10分発→宮古14時40分着の各片道で、途中、津軽石・陸中山田・岩手船越・大槌・鵜住居に停車する。

「洋風こたつ列車」の運転区間は 宮古-釜石。写真は宮古駅2番線に停車する、「洋風こたつ列車」に基本的に使用される36-R形R3で、奥が久慈・盛岡方。
「洋風こたつ列車」の運転日は2024年12月6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)・27(土)・28(日)、2023年1月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)・12日(成人の日)・17日(土)・18日(日)・24日(土)・25日(日)・31(土)、2月1日(日)・7日(土)・8日(日)・11日(建国記念の日)・14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)・23日(天皇誕生日)・28日(土)。

宮古駅を発車していく36-R形R3の後追い写真。奥が釜石方。
「洋風こたつ列車」の利用料金は、全車指定席で、乗車する区間の参加料金(乗車運賃・座席指定料金・サービス料金が含まれています)おとな2,500円・こども1,250円で、下記URL内の運行日カレンダーから予約できる。お申し込みは乗車日の5日前まで。
車内では、「ハイカラガイド」が車内案内、記念乗車証プレゼント!などの催しがある。
さらに、車内で食するご希望のお弁当(※宮古駅・釜石駅から乗車する乗客のみ事前選択申し込み・当日の販売は行っていない)があれば、コチラも予約時に、この運行日カレンダーからオプションプランで申し込みすることができる。
お弁当の種類および料金は、宮古駅から乗車の場合…洋風こたつ御膳2,600円・宮古海鮮ちらし2,200円、釜石駅から乗車の場合…カニとイクラの宝石箱2,800円・釜石洋風弁当2,600円。
洋風こたつ列車の詳細・ご予約は、下記URLからの三陸鉄道HP「洋風こたつ列車」運行のお知らせ内>運行カレンダーの日付の「運行日」をクリック。
https://www.sanrikutetsudou.com/2025/11/07/%e3%80%8c%e6%b4%8b%e9%a2%a8%e3%81%93%e3%81%9f%e3%81%a4%e5%88%97%e8%bb%8a%e3%80%8d%e9%81%8b%e8%a1%8c%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/

キャンセルポリシーなどもこの「洋風こたつ列車」運行のお知らせ内に記されている。

鵜住居駅を発車して、釜石を目指す36-R形R3+36-700形2連の後追い写真。洋風こたつ列車は36-R形R3の単行運転なのでイメージ。
都合により「こたつ列車」のお知らせは後日にアップいたします。

釜石のバス好きお勧めの場所

当記事の本題からは逸れるが、筆者が乗り物的に釜石名物と思っている「バスラーメンかわしま」というラーメン店がある。

バスラーメンかわしまは、釜石駅東南東1kmほど国道45号沿いにある。背景の高架線は三陸鉄道リアス線(元JR山田線)で、右が盛方。
同店のHPがないので、詳細は下記URL「釜石ラーメンマップ」内「11」番参照。
http://kamaishi-town.com/archives/10033158.html

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。


[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。