Nゲージ車輛の東武電車を盛大にディスプレイ

[場所]ツインメッセ静岡

静岡県といえば「模型の世界首都」を名乗っている。その静岡市にあるツインメッセ静岡において「第63回 静岡ホビーショー」が2025年5月14日～18日の5日間(一般公開日は17日・18日のみ)に、静岡模型教材協同組合の主催で開催された。
このことは、2025年5月22日&27日アップ「静岡ホビーショー第63回…鉄道系展示巡覧=前篇・後篇」で報じているけれども、その記事の中で「出展メーカー名の末尾に『♥』が付いているブースに関しては、いずれ単独にて、不定期ながら紹介予定…」と予告してあったが、その流れでのブース展示品の中から、この度は「グリーンマックス」のブースを紹介していこう。

この度のグリーンマックスのブースで目立っていたのが「グリーンマックスから発売中の東武鉄道の車両たち」コーナーだろう。コレは8月に発売された東武鉄道7820型に絡んでの展示と思われる。

Nゲージ車輌

当サイトの読者ならすでにご存知と思うけれども、グリーンマックスのNゲージ車輌の場合「完成品モデル」と「キット」があることを始めに申し添えておく。

それでは、上写真でいうトコロの奥から手前へと順に眺めていこう。

見ての通り、一番先の出荷予定車両でも阪神5001形5009編成11月出荷済なので、ここで紹介している車輛はすべて発売済なことをご理解いただきたくお願いする。

スケール1/80 マルチプルタイタンパー

グリーンマックスのHOゲージ16番スケールの鉄道模型といえはやはりコレ。マルタイの「プラッサー&トイラー純正色」「東鉄工業色」のディスプレイキットと、「西武鉄道仕様」「東武鉄道仕様」「京成電鉄仕様」の民鉄3社の「オプショナルパーツ使用作例」モデルが展示されていた。

なお、ディスプレイキットは車体色に似た色の樹脂での成型品ではあるが、未塗装キットな点を申し添えておく。

スケール1/150ストラクチャー

既発売の東横インや麺街道シリーズに加え、まんぷく街道シリーズの発表があった。

まんぷく街道シリーズは12月出荷予定なので、記事のアップが発売開始前にギリ間に合った(笑)。
そしてコメダ珈琲店は、メーカー在庫がある(5月時点)報告もあった。

静岡ホビーショーが5月開催だったので、本来なら9月くらいまでにはアップすべき内容であるが、遅れて申し訳ない。

グリーンマックス
https://www.greenmax.co.jp

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。