大井川鐵道の…トーマス号を始めとして年末年始の話題

なんと、トーマスがクリスマス~お正月スギに戻ってくる!!

[場所]大井川鐵道 大井川本線 新金谷駅-千頭

きかんしゃトーマス号が2021年12月24日(金)~2022年1月3日(月)と1月7日(金)~10日(月)に静岡県の大井川鐵道へ戻ってくることは7月27日アップでお知らせしたけど、トーマス号の客車の席はまだあるんだそーだ(アップ日時点)。って言うことで、トーマス号の年末年始の運転日時などをココで新ためて紹介するよ。

大井川鐵道を走る きかんしゃトーマス号。Ⓒ2021 Gullane[Thomas]Limited
トーマス号が走るのは2021年12月24日(金)~2022年1月3日(月)と、1月7日(金)~10日(月)。
運転時刻は、
下り 新金谷10時38分発→千頭11時54分着。
上り 千頭14時10分発→新金谷15時27分着。
詳しくは下のURLを見てね。
https://daitetsu.jp/2021wthomas_about
チケットの販売方法は、ローソンチケットについては、12月7日からすでに始まっているんだ。販売期間は1月6日(木)までだよ。大井川鐵道のサイト下記URLをチェックしててね。
https://daitetsu.jp/2021wthomas_reserve

■トーマス号の運転日にはフェアもあるよ
当然、千頭駅のきかんしゃトーマスフェアだって、トーマス号の運転する日にはあるよ。ことしはジェームスは走らないけど、千頭でトーマスの到着を待っているという、9月までと一緒だね。
開催時間は10時~16時(最終受付15時45分)で、入場料金は1名500円(小学生以上)。

千頭駅のトーマスフェア。Ⓒ2021 Gullane[Thomas]Limited
新金谷駅構内でのきかんしゃトーマス号の整備工場も、トーマス号を運転する日にあるんだ。受付時間は9時~11時30分と、13時~16時で、入場料金は1名500円(小学生以上)。

新金谷駅のトーマス号の整備工場。Ⓒ2021 Gullane[Thomas]Limited

■トーマス号には大鉄観光サービスのツアーでも乗れる
「きかんしゃトーマス号」をシーズンにより運行している大井川鐵道のグループ会社(株)大鉄観光サービスの各種ツアーなら乗車だけに留まらず、バルジーにも乗車できるコースもあったりするので、気になったら下のURLをクリックすると、お気に入りのプランが見つかるかもしれないよ。
https://daitetsu.jp/2021wthomas_tour
ツアーにはコースや料金などいろいろあるのと、ツアーによって営業所が異なるので、その辺はこのサイト内の各コースをチェックしてね。

■アメリカンスクールバスにも乗れる大井川鐵道のツアー
大鉄アドバンスが催行するトーマス号乗車ツアーに、JR静岡駅発着で静岡駅-大井川鐵道新金谷駅 間の往路or復路のいずれか一方にアメリカンスクールバスへ乗れるプランが登場したんだ。
ツアー名は「きかんしゃトーマス号往復乗車と2かいだてバスのバルジー、アメリカンスクールバス」で、その名の通り、往路or復路は乗り替わりで2かいだてバスのバルジーに乗れるよ。

アメリカンスクールバスと2かいだてバスのバルジー。
Ⓒ2021 Gullane[Thomas]Limited
ツアーの詳細は下記の通り。
旅行日:2021年12月24日(金)・25日(土)・26日(日)・27日(月)・28(火)・29(水)、1月7日(金)・8日(土)・9日(日)。
代金(1名):中学生~大人16,800円・小学生14,800円・1歳~未就学児13,800円、(0歳児は席・食事なし500円で申込時に要予約)。
行程:静岡駅南8時30分→(バス)→新金谷駅…(きかんしゃトーマス号)…千頭駅(トーマスフェア会場)…(きかんしゃトーマス号)…新金谷駅(トーマス号の整備工場見学)→(バス)→静岡駅南口17時30分頃。
最小催行人数:いずれの出発日とも各20名。ツアー定員各32名ほど。食事条件:昼食弁当1回。
チラシは、往路アメリカンスクールバスが、
https://daitetsu.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/ST0011.pdf
復路アメリカンスクールバスが、
https://daitetsu.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/ST0010.pdf
申込は、下記URLから。
https://daitetsu.jp/2021wthomas_tour#balgytour

※「アメリカンスクールバスは きかんしゃトーマス のキャラクターではございません。」との一文が添えられている。
この項のお問合せ先:大鉄観光サービス大井川鐵道静岡ツアーセンター 054-204-0512(9時30分~17時・日曜祝日休み)

EL列車の話題

■2021年12月11日~年度末は土・日・祝日を中心にEL列車を運行
大井川鐵道の日本型SLは、この2021年の冬から年度末に掛けて運休する。ただ「かわね路」号は、この期間の土・日祝日を中心に春休みなどにEL牽引で運行するので、旧型客車の旅は楽しむことができる。

大井川本線を走るE10形E101号牽引の旧型客車列車。
運転日・運転時刻など詳しくは下記URL同社HPにて。
https://daitetsu.jp/archives/101897

■12月18日・19日に2022年 賀正ヘッドマークを先行装着運転
例年、12月の半ばにSL牽引で運行される、年賀状写真撮影用の翌年の干支ヘッドマーク付列車だけど、本年度はEL牽引にて運転する。

EL牽引列車への「2022年 賀正ヘッドマーク」装着イメージ。
日時は、
運行日 2021年12月18日(土)・9(日)
時刻 下り:新金谷11時52分発 → 千頭13時09分着
   上り:千頭14時55分発 → 新金谷16時11分着
詳細は下記URLにて。
https://daitetsu.jp/archives/103571

2022年(令和4年)の干支「寅」をデザインした賀正ヘッドマーク。

■2022年の正月三が日にEL列車へ「寅」ヘッドマークを掲出
上の「寅」ヘッドマークだけど、2022年(令和4年)正月三が日にもELかわね路号に装着して運行する。こちらが本番なので当たり前と言ってしまえば、その通りなのだが…。
ところで、この三が日の下り急行ELかわね路1号は「新春開運号」として運転。乗車の旅客に「新春開運号乗車記念券」のプレゼントがある。
この項の問い合わせ先:大井川鐵道営業部 0547-45-4112(9時~17時)

新春開運号乗車記念券の見本。

大井川本線全通90周年記念入場券セットを数限定発売

直近の話題が巻末になってしまったが、大井川鐵道の大井川本線は2021年12月1日に全線開通90周年を迎えた。同鐵道ではコレを祝して「大井川本線金谷-千頭間全通90周年記念入場券セット」を12月11日(土)から500部限定で発売する。内容は、普段入場券の取り扱いがない無人駅15駅の入場券を含む、金谷-千頭 間全20駅の硬券入場券を完全収録したセットで、日付は12月1日になっている。

大井川本線金谷-千頭間全通90周年記念入場券セット。イメージ。
販売価格 3,000円(消費税込)
発売場所 金谷駅・新金谷駅・千頭駅売店、新金谷駅前プラザロコ。
大井川鐵道ONLINE SHOPでも発売する。
この項の問い合わせ先:大井川鐵道商事部 0547-45-2230(9時~17時)

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。