全日本模型ホビーショー第64回…TOMIX50周年記念展示篇

トミックス・ブランドは1976年9月、「誰でも簡単に鉄道模型の世界を」をコンセプトに誕生しました

[場所]東京ビッグサイト

東京都江東区にある東京ビッグサイトにおいて「第64回 全日本模型ホビーショー」が2026年10月2日(金)~10月4日(日)の3日間(一般公開日は3日・4日のみ)に、日本プラモデル工業協同組合の主催で開催された。
このことは、2026年10月8日&18日アップ「全日本模型ホビーショー第64回…鉄道系展示巡覧:前篇・後篇」で報じているけれども、その記事の中で「出展メーカー名の末尾に『♥』が付いているブースに関しては、いずれ単独にて、不定期ながら紹介予定…」と予告してあった。だが、それより先に、まずブース展示品の中からトミーテックブースのトミックス50周年(50TH ANNIVERSARY TOMIX)記念「トミックス ヒストリーコーナー」を旬のうちに紹介していこう。

トミックス ヒストリーコーナーの各年代ごとの各ショーウィンドーは、こような感じにディスプレイ展示されていた。

トミックス ヒストリーコーナーの各年代ごとのショーウィンドーを眺める

TOMIX(トミックス)ブランドは1976年9月に「誰でも簡単に鉄道模型の世界を」をコンセプトに、トミー(現・タカラトミー)により誕生した。
この度のヒストリー ショーウィンドー展示では、TOMIXブランドが誕生する以前の、初めての9mmゲージがOOO(スリーオーゲージ)との商品名でトミーにて創設された1964年の製品も出展されていた。
まずはそのディスプレイもある左の「1976〜第1期…」のショーウィンドウから右へと眺めていこう。

「1976〜第1期 トミツクスブランド定着の時代」。このショーウィンドーのみ、以後の別項にて展示品のアップ写真を掲載しているので、製品の車輛形式などはその写真内を参照していただきたくお願いする。中段左のコントローラーは5001PowerUnit+ポイントコントロールユニット5002。
「1976〜第1期…」のディスプレイは中段と下段で、上段はTOMIXブランドが誕生する以前の1964年〜1976年の製品を展示している(なんかややこしい/笑)。
上段左の製品はアップを撮っていない(汗)ので、コチラの本文にて解説プレートの説明文を載せておこう。
「東海道新幹線が開業する1964年に、日本製量産モデルとしては初めての9mmゲージ製品がTOMYから発売されました。製品名はOOO(スリーオーゲージ)夢の超特急と命名され、まだNゲージという呼称が一般的では無かった時代に9mmゲージの呼び方であったOOO(スリーオーゲージ)を商品名に採用したものです。1964年の東海道新幹線開通前より製品化を準備していたため、プロトタイプは0系ではなく試作車の1000形B編成をモデル化しています。」
なお、「1976~第1期…」のディスプレイに関しては記事後半に別項にて各棚の製品アップ写真を掲載しているので、そちらまで記事を順にスクロールして読んでいただけたら幸いだ。
では、続けて右隣のショーウィンドーの「1981年〜第2期…」から右のショーウィンドーへと順に眺めていこう。

上段右はC57形。下段は左から、三陸鉄道36形、100系新幹線(試作車)、キハ84形・83形フラノエクスプレス、EF66スーパーライナー。下段左のコントローラーはトランジスタコントローラーDU-1。
下段の「トミックスガイドブック」は1986年発刊の漫画風ガイドブックになる。
ココからのショーウィンドー解説は写真キャプションのみで、それも一部の解りづらい車輛とパワーユニット・コントローラーの製品名などの紹介文がメインになるコトをお許し願いたい。

中段左はEF63、右はキハ35系。下段右はE26系カシオペア。中段のコントローラーはオペレーションユニットCL。下段のコントローラーはTCSパワーユニット N-DU201-CL。
上段左はキハ01レールバスセット。中段中はレイアウトの前方展望を撮影するTCS車載カメラシステムセット(キハ187形)。下段左はC57形。コントローラー系は、上段がTSC&サウンドユニットN-S2-CL、中段右はTCS自動運転ユニット。下段がTCSワイヤレスパワーユニット N-WL10-CL。
中段左は北三陸鉄道36形(一般)、中は北三陸鉄道36形(お座敷車両II)。コントローラー系は、中段がTCSパワーユニットN-DU101-CL、下段はホーム用サウンドユニット。
中段中はC58形239号機+キハ141系SL銀河用客車。下段右はクモハ40形(半流形)&72・73形。
こぉショーウィンドーを眺めていくと、この度の展示ではパワーユニット・コントローラーの進化を改めて見れて有りがたい。

「1976~第1期 トミックスブランド定着の時代」のディスプレイをアップで見てみよう

上述したが、「1976~第1期 トミックスブランド定着の時代」のディスプレイは上段左展示以外はアップを撮ってある。
まずは、ややアップでの各棚の雰囲気写真をご紹介。

上段と中段の右をややアップで撮った写真。製品紹介の主だったコトは解説プレートを読んでいただくとして、キャプションではディスプレイ的な要点のみ記させていただく。
中段と下段の右をややアップで撮った写真。113系に関しては、この写真での解説プレートを読んでいただきたくお願いしたい。
そして、これらをアップ写真で見ていこう。

解説プレートの説明にあるED75形は次写真にて登場する。
左のED75形が上写真の解説プレートに記されているED75形になる。
左が 木造駅舎、右が わらぶき農家。まぁ見れば判ると思うけれども、あえて記させていただいた。
EF81形は左が300番台。コレも見れば判るかぁ。
右のキハ58系(初代)は次写真に登場するので、ココではDD51形500番台に注目していただきたい。
解説プレートの説明にあるが、キハ58系の括りにはキハ28形とキロ28形と共にキユ25形も含んでいる。
TOMIXブランドの誕生年月は1976年9月なので、50周年は2026年9月ではあるが、筆者の個人的意識にはなるけれども、記念日は当日祝いを外した場合は後祝い派なので、約2ヶ月が過ぎたこの時期に「全日本模型ホビーショー第64回…TOMIX50周年記念展示篇」を掲載させていただいた。まだ2026年秋なのでギリギリ旬に間に合ったのではないかと思っている(言い訳)。

TOMIX公式サイト
https://www.tomytec.co.jp/tomix/

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。


[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。