電車内で開催されていた野馬追の絵画展

[場所] JR常磐線 原ノ町-相馬

2015年6月21日に、JR常磐線 原ノ町-相馬 間を走る701系電車の車内で『甲冑列車に乗ろう!!』と題したイベントが「相双振興局」により開催された。
それに合わせて車内の広告スペースに、昨年に開催された『2014年度 第3回 ()()(おい)の里南相馬 子どもたちが描くふるさと絵画展』に展示されていた絵画が同日より8月18日までの約2ヶ月の間、この区間を走る701系電車の車内に掲出されていた。

JR常磐線 原ノ町-相馬 間を走る、3編成ある701系電車の車内に、地元の小学4年生~6年生が描いた野馬追の絵画が2015年8月18日まで展示されていた。
JR常磐線 原ノ町-相馬 間を走る、3編成ある701系電車の車内に、地元の小学4年生~6年生が描いた野馬追の絵画が2015年8月18日まで展示されていた。

野馬追について

国の重要無形民俗文化財である()()(おい)は、地元以外の者からすると、南相馬市原町区にある雲雀ヶ原祭場地において勇壮な戦国絵巻が繰り広げられる甲冑競馬と神旗争奪戦などのイメージが強いが、この行事は野馬追のハイライトで、実際は7月末に3日間に渡り、相馬市・南相馬市・双葉郡のかつて中村藩に入っていた市町村で開催される広範囲の祭りと神事であることを一言申し添えておきたい。
さて、その野馬追の昨年に執り行われた情景を、南相馬の小学4年生~6年生が描いた絵画を展示したのが、先にも書いた『2014年度 第3回 野馬追の里南相馬 子どもたちが描くふるさと絵画展』で、この時には「道の駅南相馬」で開催され、全国展も東京の「新宿モア4番街」で開催されている。

原ノ町駅の待合室には、昨年の『2014年度 第3回 野馬追の里南相馬  子どもたちが描くふるさと絵画展』に出展されたパネルが3枚展示された。
原ノ町駅の待合室には、昨年の『2014年度 第3回 野馬追の里南相馬 子どもたちが描くふるさと絵画展』に出展されたパネルが3枚展示された。

上写真のパネルの2枚側。
上写真のパネルの2枚側。

車内絵画展示の一部をご紹介

今回の記事は、701系の車内にこれら昨年の絵画が展示されている期間に記者がたまたま乗車して、作品にこめられた野馬追を観察する子ども目線が面白かったので早速その場で車内に展示されていた絵画を複写、後日に元絵のデータを管理している「原町青年会議所」の許可を得て掲載させていただいたもの。なので、ここに紹介している作品はほんの一部であることと、歪んで写っている絵画がある点はお許しいただきたい。
地元小学生が描いた野馬追の絵画

地元小学生が描いた野馬追の絵画

地元小学生が描いた野馬追の絵画

地元小学生が描いた野馬追の絵画

地元小学生が描いた野馬追の絵画

地元小学生が描いた野馬追の絵画

地元小学生が描いた野馬追の絵画

なお、この展示の元となった『野馬追の里南相馬 子どもたちが描くふるさと絵画展』は今年も開催されるとのこと。
日程と場所は、

野馬追の里南相馬 子どもたちが描くふるさと絵画展

と、10月中旬には首都圏でも開催されるので、同日に成田空港にお越しの際やご近所の方は、ぜひ足を運んでいただけたらと思う。

締めの鉄ネタ

やはり当サイトは鉄道系なので、馬ネタばかりではもったいないので、締めに鉄ネタとして、せっかく原ノ町駅を訪れたのだから、電留線に留め置かれていた、東日本大震災の際に運用の関係で居残りになり動けないでいる651系電車と、415系1500番台電車の写真もお見せしておこう。

451系1500番台と手を組む651系K202編成。奥の仙台寄りからクハ651-102+モハ651-6+モハ650-6+クハ650-6。
451系1500番台と手を組む651系K202編成。奥の仙台寄りからクハ651-102+モハ651-6+モハ650-6+クハ650-6。


451系1500番台K534編成。手前仙台寄りからクハ411-1524+モハ415-1524+モハ414-1524+クハ411-1624。
451系1500番台K534編成。手前仙台寄りからクハ411-1524+モハ415-1524+モハ414-1524+クハ411-1624。

追記:原ノ町駅に留置されていた651系K202編成と、451系1500番台K534編成は2016年3月に解体されている。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。