E4系MAXラストランに向け7月1日からカウントダウン開始 

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[場所]JR上越新幹線など

上越新幹線で運行されているE4系Max編成が2021年10月1日(金)に定期運行ラストランを迎えることは、各方面から報じられているので、皆さんは既にご存知と思う。そして、これに合わせて「上越新幹線E4系Max2021年秋ラストラン!」の専用ホームページが開設されているのを知っている方も多いであろう。
そのホームページ内で、2021年7月1日(木)から定期運行ラストラン当日までカウントダウンを開始するそうだ。
https://www.jreast.co.jp/niigata/maxlastrun

長岡駅の新潟方。Maxとき316号。
E4系Max2階席。これは4〜6(14〜14)号車2階の2+3列シートで、1〜3(9〜11)号車2階はMax名物3+3列シートになっている。
■ラストランオリジナルグッズに新商品
それと、もう始まっているのだが6月19日(土)から、新潟県内の上越新幹線停車駅のNewDaysとNewDaysKIOSK限定でラストラン オリジナルグッズの新商品を発売している。
販売している新グッズは、ラストランロゴTシャツ(S、M、L、XL) 2,860円・(キッズサイズ) 2,200円、車体デザインTシャツ(S、M、L、XL) 2,860円・(キッズサイズ) 2,200円、連結キーホルダー 1,430円、ランチバッグ 1,100円、トートバッグMサイズ 1,540円、トートバッグLサイズ 1,980円。価格は全て税込。
「販売数量には限りがあります。売り切れの場合はご容赦下さい。」との一文が添えられている。

熊谷駅の東京方。Maxとき303号。
1号車山側(日本海基準)のMaxのシンボルマーク。現在はココに「Thankyou Max!」のロゴが加わっている。
■Max定期運行の運転時刻
せっかくなので、「Maxとき」と「Maxたにがわ」の運転時刻も載せておこう。上のURLのホームページ内からのNews内にも出ているのだが…。

Maxとき
新潟発 東京着  東京発 新潟着
07:19→09:40  07:04→09:01
10:18→12:28  09:28→11:33
14:20→16:28  12:40→14:48
15:37→17:40  16:40→18:47
20:21→22:28  17:40→19:43

Maxたにがわ
越後湯沢発 高崎発 東京着  東京発 越後湯沢着
      06:53→07:52  08:04→09:34
07:49  →08:18→09:16 ▲12:40→13:59
     ▲11:36→12:28  17:52→19:23
11:30  →12:03→13:00  18:16→19:45
16:01  →16:31→17:28  18:32→19:59
     ▲21:39→22:28
21:41  →22:11→23:08
※標記なき駅の時刻は省略。
▲はMaxときに併結(16両編成)。この他にも16両編成はアリ。

熊谷駅12番線に、高崎方から到着するMaxとき306号。
熊谷駅13番線に大宮方から到着するMaxたにがわ403号。
E4系Max16両編成の連結部分で、奥が東京方、手前が新潟方。新潟方にグリーン車が連結されているのが解る。熊谷駅にて。
上写真の連続撮影で後追い。熊谷駅にて。

定期運行終了後に旅行商品専用列車

2021年10月1日の定期運行終了後に、新潟駅⇔盛岡駅 間および 新潟駅⇔東京駅 間で旅行商品専用列車(ツアー)の運行が予定されているそうだ。
[1]サンキューMaxとき&やまびこ
◆運転日 2021年10月9日(土)
運転区間 新潟→盛岡(片道)
予定運転時刻 新潟発09:29→盛岡着13:58

◆運転日 2021年10月10日(日)
運転区間 盛岡→新潟(片道)
予定運転時刻 盛岡発10:04→新潟着14:18

[2]サンキューMaxとき
◆運転日 2021年10月16日(土)・17日(日)
運転区間 新潟⇔東京(両日往復)
予定運転時刻 新潟発09:29→東京着11:32
       東京発11:44→新潟着13:54
旅行商品の詳細や発売方法については、決定次第お知らせします…とのことだ。

熊谷駅から、越後湯沢へ向けて発車してゆくMaxたにがわ403号。
定期運行ラストランorその後のツアーとしてのラストラン、どちらがラストランか? 悩むトコロではある。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。