大井川本線を午後から使用できるフリーきっぷ発売

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]大井川鐵道大井川本線 金谷-千頭

SL動態保存運転の老舗 静岡県の大井川鐵道が、2021年4月6日(火)~10月29日(金)の期間で「大井川本線 午後からゆるたびフリーきっぷ」を発売する。
大井川本線では、午前に千頭方面の列車へ利用者が集中しやすいため、それを避け午後からゆったり大井川本線の旅を楽しんでもらおうとの主旨のフリーきっぷで、使用有効時間帯を正午12時から夜にかけてとした普通電車限定利用になっている。
なので、発売場所は起点側の大鐵金谷駅(16時55分まで)、新金谷駅のみで、発売時間は乗車当日の12時~になる。
発売額は大人1人 2,000円、小人1人 1,000円。
参考として記すと、往復して元が取れる駅は、金谷駅からなら地名駅。新金谷駅からなら塩郷駅だ。
地名駅には自称「日本一短いトンネル?」がある。

地名駅北方の自称「日本一短いトンネル?」を抜ける16000系。「自称」と付けたのは、トンネルというよりはシェッドといえるため。タイトルは同区間を走る21000系。
塩郷駅には大井川を渡る全長220.4mの通称「塩郷の吊橋」がある。

塩郷ダム上から眺めた通称「塩郷の吊橋」と塩郷駅。電車は7200系。「通称」と付けたのは、久野脇橋、恋金橋といった名称もあるため。
例えば金谷駅12時19分発の普通9列車から旅をスタートした場合、きかんしゃトーマス号とSLかわね路2号が走る日なら千頭駅まで行きトーマス号をお見送り、12列車で塩郷駅まで戻って吊橋の上からSLかわね路2号の通過を見学、14列車で金谷駅へ帰るといったコースも考えられる。

千頭駅ではトーマスフェアが開催されている日もある。画像:大井川鐵道
なお、午後からゆるたびフリーきっぷ利用の注意点として「SL・EL列車、きかんしゃトーマス号ご乗車の際は乗車区間の運賃・料金が必要です。」との一文が挙げられている。
お問合せ:大井川鐵道営業部 0547-45-4112 (9時~17時・年中無休)

大井川鐵道すべての車両基地見学と、大井川本線の電車のいずれかを運転体験できるツアー…

上の記事とは別件の話題になるが、大井川本線で活躍する16000系・21000系・7200系のいずれかの電車運転体験や、大井川鐵道全車両基地見学をはじめとする特別な体験が満載の「特別体験で巡る 大井川鐵道探求の旅」を(株)日本旅行から販売する。

SLかわね路1号乗車も、もちろんコースに組み込まれている。画像:大井川鐵道
車両基地見学風景。画像:大井川鐵道
催行日は2021年(1)5月15日(土)出発→5月16日(日)到着2日間と、(2)5月22日(土)出発→5月23日(日)到着の2回。
宿泊は大井川鐵道・川根温泉ホテルで、旅行代金は1人あたり、2~3名1室利用大人 38,800円/小人 35,500円、1名1室利用大人 48,800円/小人 45,500円。
募集人員は最大30名(最小催行人員24名)。

詳細・問合せ先は、下記URLから。
https://va.apollon.nta.co.jp/1000065-n/files/oigawatankyu-panf.pdf
発売開始は2021年4月6日(火) 15:00~。専用予約サイトにてツアー予約開始。上記URLからも辿り着ける。
なお、大井川鉄道では受け付けていない。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。