大井川本線EL牽引急行客レが11月中旬まで運転を延期!?

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

黒いSLの運行開始は2025年11月21日(金)に決定で〜す!!

[場所]大井川鐵道 大井川本線

SL動態保存運転の老舗 大井川鐵道は、2022年(令和4年)9月23日深夜~24日未明に台風15号により大井川鐵道沿線に降った大雨の被害で 川根温泉笹間渡-千頭 間の線路が不通になっている。
なお、家山-千頭間の大井川鐵道によるバス代行運転は、2023年10月1日以後からはコレに代わり川根本町が運行するコミュニティバスが結んでいる。同バスの運行時刻・運賃・停留所は下記URLにて。
https://www.town.kawanehon.shizuoka.jp/soshiki/kurashikankyo/kankyoseisaku/tyoueibasu/13386.html
そして、大井川鐵道の黒いSLである C10 8 号機は2025年6月2日~10月中旬の期間に定期検査で新金谷車両区へ入ってしまっているとのことだったため、大井川本線で現在(記事アップ日時点)走っている蒸気機関車は「トーマス号」のみとなる。

ソドー島から大井川本線へ来ているトーマスには2025年9月27日~12月25日の期間に「原作80周年記念」のヘッドマークが掲出されている。右にトップハムハット卿のような人物が立っているのは気のせいではない(笑)。画像:大井川鐵道
その様な矢先の2025年10月8日に、大井川鐵道より黒いSLの運転の再開は11月21日(金)を予定している…との発表があった。まだ1ヶ月以上先である。
大井川鐵道ニュースリリース「蒸気機関車C10形8号機 11月21日(金)から営業運転再開」
https://daitetsu.jp/archives/289950

黒いSL C10 8号機は、2025年11月21日(金)に運行再開を予定しているとのこと。画像:大井川鐵道
発表を「10月8日」にした点はお茶目とは思うが…。←判る人にしか解らないネタ(笑)。

EL急行客レは11月中旬まで運転期間を再延期

ということで、上記の理由により…かは定かではないが、EL急行客レの運行期間が2025年11月17日(月)(予定)まで再延長された。

「富士」のヘッドマークを掲げたE31形ED31 4号機。画像タイトルとも:大井川鐵道
なお、秋季においては、一部の平日にや、休日においても一部ではEL急行客レが運行されない日があったり、11月中旬以後は変更する可能性もあるかも。なので、詳細は下記の大井川鐵道HP内運行スケジュール・運行情況URLにて。
https://daitetsu.jp/sl/schedule

後補機に何が付くかもお楽しみの一つ。写真はE10形E101号機。福用-大和田
後補機(下り列車基準・新金谷方)が付くかor付かないか? 付くならどのカマになるのかのワクワクもEL急行客レの楽しみの一つかもしれない。

LINEを使った新会員サービス「大鐵members」開始

大井川鐵道では、公式LINEアカウントを活用した新しいデジタル会員サービス「大鐵members」を、2025年10月7日からMarbull X株式会社のソリューション「Marbullコネクト」を活用して、開始している。
このサービスは、大井川鐵道を訪れた場合に、NFT(非代替性トークン)技術を活用した限定のデジタルコレクション(ガチャ)を楽しめるほか、大井川鐵道をよりお得に楽しめるクーポンも適時配布(予定)してくれるもの。
詳細は下記の大井川鐵道ニュースリリースURLにて。
https://daitetsu.jp/archives/289059

スマホの場合には上記HP内下の「LINE友だち参加」をタップ(クリック)すれば参加できる。
パソコンの場合には上記HP内下の「LINE友だち参加」をタップ(クリック)するとQRコードが出てくるのでそれをスキャンする方式なので、やはりスマホは必要になる。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。