大井川鐵道ELかわね路号が2021年5月2日と3日走る など

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[場所]大井川鐵道 大井川本線

SL動態保存運転の老舗 大井川鐵道より「ゴールデンウイーク中2日間に『EL列車かわね路号』を運転いたします。」との発表がなされた。
昭和の日の後に運転される理由は「EL(電気機関車)が牽引する客車列車に乗車し、車窓や走行音に身をまかせながら、昭和を顧みる時間としてほしい。」とのこと。
なお、ことしは同日に『SLかわね路号』も走るので、昨年6月のような理由でのEL列車ではない(笑)点を申し添えておく。

ELかわね路号。編成は客車2両を予定しているためイメージ。画像:大井川鐵道
運転区間は 新金谷⇔千頭 で、運転日は5月2日(日)・3日(月)。
運転時刻は、かわね路13号が 新金谷10:38発→千頭11:54着、かわね路14号が 千頭14:10発→新金谷15:27着。
牽引機は、古豪E10形(昭和24年生まれ) もしくは E31形(昭和61年~62年生まれ)。
停車駅は、下り千頭行が 家山、上り新金谷行が 川根温泉笹真渡・家山。
乗車運賃・料金は、乗車区間の運賃+EL急行料金(一乗車 大人1名500円・小人1名250円)。

E10形EL牽引客車列車。画像:大井川鐵道
E31形EL牽引客車列車。画像:大井川鐵道
「ELかわね路号」は昭和時代に製造された電気機関車と旧型客車の編成で運転される。なので、オールボックスシートでエアコンなし、窓が開くので、車内では昭和の電気機関車が発する重々しいモータ音が楽しめそうだ。

旧型客車の車内。画像:大井川鐵道
空席状況・予約は下記URLから。
http://oigawa-railway.co.jp/sl
お問い合わせは大井川鐵道営業部 0547-45-4112(9時~17時)まで。

■EL牽引列車とランチ・温泉セット日帰りプランもある
プラン概要は下記の表の通り。
詳細は下記URLから。
oigawa-railway.co.jp/archives/78785
申し込みも上記URL内「申込みフォーム」から申し込みできる。
お問い合わせは大井川鐵道 静岡ツアーセンター 054-204-0512(9時~17時・土日祝日休み)

■2021年4月23日筆者追記:GWのELかわね路号は、5月2日(日)・3日(月)のみの運転になりました。これにより本記事のタイトルと運転日の記載も変更いたしました。また↑のツアーの催行日も5月2日(日)・3日(月)のみになりました。

大井川鐵道ECサイトから「変な缶バッジ」発売

上の記事とは別件になるが、2021年4月5日(月)14時から、ECサイト「大井川鐵道オンラインショップ 変な缶バッジ」の運営を開始している。
第一弾の主力商品は店舗名と同じ「変な缶バッジ」。同商品は2019年春以来、新金谷駅売店で販売しているグッズで、これからはECサイトを通して皆さまに紹介・販売していくとのこと。

画像:大井川鐵道
概要は下記の通り。
大井川鐵道 ONLINE SHOP 変な缶バッジ
http://daitetsu.myshopify.com/
販売商品(第一弾)
●缶バッジ77種類(内オンラインショップ限定33種) 単価330円(税込み)
●電子商取引所開設記念乗車券入場券セット(マグネットシート付)300セット限定 単価3,300円(税込み)※お一人様5セットまで
決済 クレジットカード。
送付 日本郵便レターパック、別途送料が発生します。

画像:大井川鐵道
お問合せは大井川鐵道商事部 0547-45-2230(9時~17時・年中無休)

マイカーで現地集合お茶摘み体験&大鉄SLの旅 日帰りプラン

上の記事とはまたまた別件になるが、4月24日(土)~5月23日(日)の土日を中心に「新緑の映える大井川を満喫 贅沢日帰りプラン 新茶の香りと煙りの香り お茶摘み体験&大鉄SLの旅」ツアーが大鉄観光サービスにより催行される。

茶畑沿いを走るSL牽引客車列車。画像:大井川鐵道

注目点はマイカーでお茶摘み会場に集合して、その後に新金谷駅へ移動。
事前のお願いとして、荒天時は茶摘み体験がお茶っ葉詰め放題に変更になることと、新金谷駅駐車場では駐車代1,000円が別途かかるなど。
詳細は下記URLから。
oigawa-railway.co.jp/archives/77865
申し込みも上記URL内「申込みフォーム」から申し込みできる。
お問い合わせは大井川鐵道 静岡ツアーセンター 054-204-0512(9時~17時・土日祝日休み)

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。