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梅雨明け恒例の涼しい画像を並べた納涼記事…
[場所]JR米坂線 今泉-萩生
今年の関東は、梅雨が明けてない6月半ばくらいから、すでに30度C超えの日が続出して、部屋での仕事が全く捗らない(冷房が無いため)。そのような状況下、涼しい写真の記事は何か書けないかとお蔵入りになって取り残されていたネタから題材を探して、浮かび上がってきたのが、JR米坂線・山形鉄道フラワー長井線 今泉駅から北西約1.5km程の場所にある白川信号場までの両線共用区間になる。
JR今泉→フラワー長井線 時庭
JR米坂線と山形鉄道フラワー長井線が約1.5kmほどとはいえ線路を共用しているのは、イマとなっては面白いが、過去を遡れば山形鉄道フラワー長井線は1988年10月25日にJR東日本から山形鉄道へ転換される以前にはJR東日本長井線だったので、そう考えれば線路が共用の配線になっている理由は理解できるだろう。
ではまず、JR今泉→フラワー長井線 時庭 間を前方展望で眺めていこう。
フラワー長井線 時庭→JR今泉
話が前後するが、今泉駅はJR西日本 米坂線の駅で、山形鉄道のフラワー長井線が乗り入れているスタイルになっている。
なので、今泉-白川信号場 までが今泉駅の構内ということになるので、この約1.5kmの区間(正確には場内)にフラワー長井線の気動車がイマも普通に走っているのも納得できるだろう。
そして各見出しの駅名でも「JR今泉」と表記させていただかせている。
では次は、フラワー長井線 時庭→JR今泉 間を前方展望で眺めていこう。
JR今泉→米坂線 萩生
ここまでこの区間(正確には場内)を眺めてくると、タイトルの区間表記が「JR米坂線 今泉-萩生」となっていることに違和感がある方は多いと思われる。元々、白川信号場は米坂線の信号場だったので、タイトル表記ではフラワー長井線の区間に入れなかったというのはあるが、白川信号場までが今泉駅の構内だったことが分かってくると「[場所]JR米坂線 今泉駅」と書き換えた方が良いのかもとは思ったけれども、JR米坂線 今泉-坂町 間の運転再開を願って、このままとさせていただいた。
また、タイトルの「共用」の文字も書き換えていない点もお許し願いたい。
それでは、JR今泉→米坂線 萩生 間を、この度は後方展望にて眺めていこう。
ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。
[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。