秋本敏行 のすべての投稿

秋本敏行:のりものカメラマン 1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカ メラマン・チームの一員として参加して、1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わ る。その後に自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。日本 国内の鉄道・軌道の営業路線全線を完乗している。

JR東日本・駅たびコンシェルジュを訪ねてみた

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]記事的にはJR船橋駅&JR成田空港駅

先日、当サイトの姉妹サイト富山と東京に「JRE駅たびコンシェルジュにて おわら風の盆 を生中継」という記事を書くべく筆者的に思ったのが「駅たびコンシェルジュとは何ぞや?」という疑問。なので筆者近隣の駅にある同施設を訪ねたのだが、訪ねて解ったこととして、まだ開設して1年チョイの施設だったということ。ならば鉄道旅好きの皆さんに伝えるべく、こちらでも記事にしてしまおうか…と、そのような経緯でココで紹介することにした。 続きを読む

アルピコ交通10形リバイバルカラー現役復帰

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]アルピコ交通鉄道上高地線 松本-新島々

長野県のアルピコ交通鉄道上高地線の3000形3003-3004編成の、いわゆるかつての松電カラーを纏った「モハ10形リバイバルカラー列車」は、2021年8月の大雨による河川の増水で 西松本-渚 間に架かる田川橋梁が不通になったため、2022年6月10日直前の同橋梁が修復されるまでの間に松本駅に閉じ込められ休車になっていたことは、2022年6月1日アップ「祝・アルピコ交通鉄道線 松本-渚 間2022年6月10日運転再開」の中で触れている。
そのような約10ヶ月も稼働しなかったこの電車の去就が気になっていたが、なんと2022年8月28日から現役復帰する。 続きを読む

現役では日本一古い明治時代の橋桁 フラワー長井線篇

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

山形鉄道フラワー長井線 四季の郷-荒砥

最上川は山形県のみを流れる流路延長229km一級河川だが、この川には明治時代に製造された橋桁を移設使用している現役の鉄道橋梁が何と2本ある。そのうちの1本はJR左沢線 羽前長崎-南寒河江 間に架かる最上川橋梁で、2020年9月26日アップ「現役では日本一古い明治時代の橋桁 JR左沢線篇」で紹介している。
さて、この回で紹介するのはもう1本の方、山形鉄道フラワー長井線 四季の郷-荒砥 間に架かる最上川橋梁(荒砥鉄橋)だ。 続きを読む

静岡ホビーショー第60回…KATO篇

近年各方面で話題のジオラマ材料がますます充実

[場所]ツインメッセ静岡

静岡県といえば「模型の世界首都」を名乗っている。この静岡市にあるツインメッセ静岡において「第60回 静岡ホビーショー」が2022年5月11日~15日の5日間、静岡模型教材協同組合の主催で開催された。このことは、2022年5月15日アップ「静岡ホビーショー第60回…鉄道系展示巡覧篇」で報じているけれども、その記事の中で「出展メーカー名の末尾に『♥』が付いているブースに関しては、いずれ単独にて、不定期ながら紹介予定…」と予告してあったが、その流れでのブース展示品の中から、この度は「KATO」のブースを紹介していこう。 続きを読む

「新幹線の父」十河信二氏を讃えた記念館の隣を訪ねる…後篇

四国鉄道文化館・南館の部

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]JR予讃本線 伊予西条駅

JR予讃線 伊予西条駅に隣接する「新幹線の父」十河信二氏を讃えた記念館を中心にした四国・瀬戸内の西条市にある鉄道系テーマパーク「鉄道歴史パークin SAIJO」の展示施設のうち、前篇では「四国鉄道文化館 北館」を紹介したが、後篇では「四国鉄道文化館 南館」を訪ねてみよう。 続きを読む