駅徒歩圏の「北海道・北東北の縄文遺跡群」出土品展示資料館

津軽地方で、もぉ一つの日本史の古代東日流を懐古する・超珍重(笑)不定期2回シリーズ…その2

[場所]JR五能線 陸奥森田駅 最寄り

2025年11月23日アップ遮光器土偶が出入口に仁王立ちする津軽の駅「…不定期2回シリーズ…その1」の記事内にて、JR五能線 木造駅と、同駅から北西約1kmに建つ「つがる市縄文住居展示資料館 カルコ」を紹介している。この津軽シリーズ2回めとして、この度はJR五能線 陸奥森田駅の南約500mの位置にある「つがる市森田歴史民俗資料館」をご紹介。
実のトコロ、1回め記事のアップ後1ヶ月くらいで当記事を公開する予定だったが、気が付けば津軽地方はすでに雪のシーズンになってしまっていたため、写真の季節感を合わせるため、春を待ってのこの時期にアップさせていただいた。

陸奥森田駅。手前が1回めで紹介した木造方、奥が鯵ヶ沢方。駅舎脇にはミニ石庭があって、気分的に配石遺構へと誘なってくれる。電車(笑)はGV-E400系。
陸奥森田駅前に立つ「イラストで見る森田村(現・つがる市森田)」。地図は上が南で、ほぼ中央の海老茶色の建物が「つがる市森田歴史民俗資料館」になる。それと、やや右の狄ヶ館溜池の存在も頭の片隅に記憶しておいて欲しい。

つがる市森田歴史民俗資料館 を訪問

つがる市森田歴史民俗資料館の、陸奥森田駅からの位置は上にて記しているが、徒歩でのアドバイスとして、駅から見て県道132号・267号より南へ右折する地点(案内板あり)から同資料館の手前まで約200mは緩い登り坂になっているので駅にて気合を整えて(笑)から目指すことをお勧めしておく。

「つがる市森田歴史民俗資料館」の外観。奥が北になる。
入口…というか学校の昇降口のような玄関を入って、その先の館内左側壁面が下の写真になる。

写真左が入口で、そこから入って左スグの西側の壁面展示。とりあえず左から2番めの展示の存在を覚えておいて欲しい。
では、資料館館内を眺めていこう。
ここから館内の様子は、写真のキャプションにて説明させていただく。

上写真右上の説明プレート2枚のアップ。
上々写真右の北側スグの壁面展示。
上写真の地点からの展示室北東方の眺め。
上々写真の地点からの展示室南東方の眺め。
上写真中央の陳列ケース手前の中の展示。丁度良いトコロのガラスに蛍光灯の反射が写っているので…。
上写真の蛍光灯反射部分に展示の土偶類の顔が見えるように撮ったアップ。
上々写真でいうトコロの奥の陳列ケースの展示。
5枚上の写真の展示品のややアップ。円筒土器がズラリと並ぶ。
上写真でいうトコロの、奥の陳列ケースのアップ。右の台上に展示されているのは「口縁部突起部分にイノシシの頭部を表現した土器」。
上写真からさらに右の陳列ケースのアップ。展示は「円筒上層(左から)b・c・d式土器」。
上写真の奥の、東側壁面の展示。左は「円筒土器以後の土器」。
展示室奥の北東側面。手前の陳列ケースには「磨き石類」が並ぶ。
上写真の位置からの南側壁面の展示ケースを南西向きに眺めたトコロ。
上写真の展示ケースの奥側。
上写真の展示品やや右部分のアップ。
上々写真の展示品右端のアップ。
この項の冒頭の写真にて、入口から「2番めの展示の存在を覚えておいて欲しい。」と記したが、その展示がこのジオラマになる。

「石神遺跡想像模型」。いわゆる遺跡に建物を想像で建ててみたジオラマ。石神遺跡は、陸奥森田駅の南西1kmほどに位置する狄ヶ館溜池畔にある縄文遺跡。
当サイト的に、このような展示は掲載から外せない(筆者個人の感想です)、ぜひ紹介しなくてはならない逸品であると思う。

つがる市森田歴史民俗資料館URL
https://www.city.tsugaru.aomori.jp/soshiki/kyoiku/bunkazai/sihakukan/6523.html
※開館している曜日はかなり限られているので、休館日と開館時間や観覧料などもコチラのHP内を参照してください。

なお、「つがる市森田歴史民俗資料館」の館内写真は、本サイトへの掲載許可を取った上で撮影していることを申し添えておく。

陸奥森田駅を眺める

巻頭にてJR五能線 陸奥森田駅には「ミニ石庭」がある云々を紹介しているが、せっかくなので、陸奥森田駅を別の角度からも眺めていこう。

陸奥森田駅をプラットホームの鯵ヶ沢寄りから東向きに眺めたトコロ。対向ホームに線路が敷設されているけれども…。車輛はGV-E400系。
陸奥森田駅の鯵ヶ沢(西)寄り200mほどの地点にある吹原道踏切付近から東向きに陸奥森田駅を眺めたトコロ。対向ホームへの線路は切られている。車輛はGV-E400系。
さらに駅の近所の踏切から撮ったリゾートしらかみ「橅」編成の写真も掲載。

五能線といえばEB-E300系リゾートしらかみ…ということで、丁度良い時間に「橅」編成がくることが判ったので、陸奥森田駅の五所川原(東)方900mほどの地点にある十文字踏切脇からその「橅」編成を撮ってみた。奥の後方が陸奥森田(西)側になる。
それと、駅待合室に10年前の新聞の切り抜きが展示されていたので、その写真も載せておこう。

陸奥森田駅の待合室に展示されていた陸奥新聞の切り抜き。発刊日は「2016年8月29日」。
陸奥新聞「2016年8月29日」発行で、見出しが「五能線全線開通80年」。その新聞記事を読むと全線開通は2016年7月30日なので、すると、2026年7月30日は五能線全通90年になる。
まぁココでは、これ以上は記さないでおく。

北海道の新函館北斗駅の縄文土器展示

[場所]北海道 新函館北斗駅など

五能線の駅でも、青森県の駅でもないが、「北海道・北東北の縄文遺跡群」としてのつながりということで、JR北海道新幹線・函館本線 新函館北斗駅南口のラッチ外に建つ北斗市観光交流センター2階に展示されている縄文土器を紹介しておく。

左は縄文応援ご当地キャラクターのカックー。北斗市バージョンではホッキ貝の衣装を着ている。
上写真の「世界文化遺産登録」の文字を見て解る通り、「北海道・北東北の縄文遺跡群」は2021年に世界文化遺産に登録されている。
この出展は「北海道の文化壁面展示」の一部になる。
新函館北斗駅から南へ約2kmの位置に、この展示の関連施設「北斗市郷土資料館」があるので、このURLも載せておく。
https://www.city.hokuto.hokkaido.jp/docs/8007.html
※休館日と開館時間などもコチラのHP内を参照してください。

新函館北斗駅構内の南北自由通路には、その「北海道の文化壁面展示」の切り抜きパネル案内板が立っていたので、その写真にて記事を〆よう。

南北自由通路に立つ「北海道の文化壁面展示」の案内板で、通路は奥が北口側。右はタペストリーで、左は一見すると中空土偶レプリカ立体像に見えるが、実は切り抜きパネルの平面モノ。
この切り抜き平面パネルになっているモデルは、新函館北斗駅から東へ約20kmほどの位置にある道の駅 縄文ロマン 南かやべに隣接する「函館市縄文文化交流センター」に展示されている国宝「中空土偶」になる。
函館市縄文文化交流センターURL
https://www.hjcc.jp
※休館日と開館時間や入館料などもコチラのHP内を参照してください。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。