大井川鐵道『SL黒カレー』が静岡県内一部SAでも販売開始

[場所]大井川鐵道売店&天神屋曲金店および静岡県内一部SA売店など
SL動態保存運転の老舗 大井川鐵道では、2017年6月より同社のグループ会社となった「お弁当、惣菜、おむすび、しぞーかおでん」などを販売する株式会社 天神屋(本社:静岡県静岡市)との共同開発商品第一弾になる『大井川鐵道×天神屋 SL黒カレー』を、大井川鐵道売店において8月14日から先行発売していたが、2017年9月1日からは天神屋曲金店(静岡市駿河区曲金5-1-1)などの一部天神屋店舗でも発売を開始した。

『大井川鐵道×天神屋 SL黒カレー』 は石炭をイメージして「隠し味にいか墨を使用した真っ黒なルーが特徴」の、天神屋が監修をしたレトルトカレーで、パッケージはレトロ調のシックなデザインにまとめられ、懐かしい雰囲気もかもし出している。

盛り付け例。商品に、ごはん、福神漬、お皿はついてきません。カレーの見た目は真っ黒だが「どちらかといえば甘口」で、お子様でも食べやすい味とのこと。
盛り付け例。商品に、ごはん、福神漬、お皿はついてきません。カレーの見た目は真っ黒だが「どちらかといえば甘口」で、お子様でも食べやすい味とのこと。
パッケージにはSL C10 8号のセピア調写真を採用している。価格は540円(税込)。
パッケージにはSL C10 8号のセピア調写真を採用している。価格は540円(税込)。

2017年9月1日時点での販売店舗は下記の通り。
【大井川鐵道】
新金谷プラザロコ、千頭駅売店、SL列車車内販売
【天神屋】
曲金店、国道1号 道の駅 宇津ノ谷峠下り店、新東名 ドライバーズスポットNEOPASA(沼津・静岡・掛川・浜松上下線の各SA/PA店舗)

SL動態保存運転で有名な大井川鐵道の、新金谷駅で発車を待つC56 44号牽引のSL列車。『大井川鐵道×天神屋 SL黒カレー』は同鐵道のSL列車の車内販売でも購入できる。右は元・南海電車の21000系。こちらも貴重な車輛で、この鐵道には他にも乗っておきたい電車が多数在籍している。
SL動態保存運転で有名な大井川鐵道の、新金谷駅で発車を待つC56 44号牽引のSL列車。『大井川鐵道×天神屋 SL黒カレー』は同鐵道のSL列車の車内販売でも購入できる。右は元・南海電車の21000系。こちらも貴重な車輛で、この鐵道には他にも乗っておきたい電車が多数在籍している。

新東名高速道路の御殿場JCT-三ヶ日JCT間が2012年4月14日に開通した時に、大井川鐵道五和駅近くに島田金谷ICが設けられたので、大井川鐵道へのクルマでのアクセスがかなり便利になった。そんな時流の中で、新東名SAのNEOPASA店舗にて販売されるのは、帰路に高速へ上がってからお土産として買う機会ができたことにもつながり助かる。
2社では、この第一弾を皮切りに、今後も両社の強みを活かし、静岡らしく、見て、食べて、懐かしくも美味しい商品を開発予定とのこと。どんなコラボが出てくるのか、いまから楽しみだ。
お問い合わせ:大井川鐵道 商事部 0547-45-2230(受付9時~17時)

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。

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