JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ…2022年度も発売

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[場所]JR東海の在来線全線+フリー区間内16私鉄

8年前から発売している「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」を2022年度も発売した。このきっぷはタイトル下の[場所]に記しているフリー区間の普通車自由席が土・日・祝日の連続する2日間有効(ただし、4月27日~5月6日、8月10日~8月19日、12月28日~翌年1月6日は利用できない)で乗り放題となる企画乗車券で、いわゆる普通列車や快速列車の自由席には乗り放題なのと、さらに在来線特急列車・快速列車指定席・普通列車指定席へも運賃のみ有効で乗車できる(特急券や指定券は別に必要ということ)。

価格は、大人1人 8,620円・小人1人 4,040円。
2022年3月31日時点で、JR東海の主要駅には、このきっぷのパンフレットが多数配布されているので、ココでつべこべ記すよりも、そのパンフレット自体を見ていただいた方が解りやすいと思うので、本記事ではその画撮を掲載することにより、文章を極力へらしている点をお許し願いたい。そしてそれの説明を読んでいただきたく、本文では利用の注意点などのみの説明にとどめさせていただいた。

フリー区間のエリアは上の画像の通りだが、小さい文字の※部分として、「三岐鉄道は北勢線(西桑名-阿下喜)のみご利用いただけます。三岐線(近鉄富田-西藤原)はご利用になれません。」と記されている。
なお「※路線図・イラスト・写真はすべてイメージです。」とのことだ。

天竜浜名湖鉄道にも乗れる。右は天竜浜名湖鉄道TH2100形2113号。左はJR東海211系。タイトル写真の反対向きになる。掛川駅
樽見鉄道にも乗れる。右は樽見鉄道ハイモ295-516号。左はJR東海313系。大垣駅
特に説明はいらないとは思うが、伊豆箱根鉄道で使用できるのは駿豆線のみで、神奈川県の大雄山線では使用できない。
そして利用期間は下の画像の通り。

右上の発売期間の上には、「※ご乗車の1ヶ月前からご利用となる期間の初日(例えば、土曜日~日曜日に利用する場合は土曜日まで発売。3連休の1・2日目に利用する場合は1日目まで、2・3日目に利用する場合は2日目まで発売します。)」と、
その下の発売箇所には、「※甲府・国府津・辰野・塩尻・猪谷・新宮駅ではお求めいただけません。熱海駅では、新幹線乗換口のきっぷうりばに限り発売いたします。」「※私鉄16線のきっぷうりばではお求めいただけません。」と記されている。
では、設定区間(フリー区間)も、それを記した部分の画像で載せておく。

詳しくは下のJR東海のURLにて。
https://railway.jr-central.co.jp/tickets/noritetsu-tabikippu/index.html

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。