大井川鐵道くろがねの蒸機牽引旧客レいよいよ8月6日運行開始

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[場所]大井川鐵道 大井川本線 新金谷-家山

SL動態保存運転の老舗 静岡県の大井川鐵道は、2022年(令和4年)9月23日深夜~24日未明に台風15号により大井川鐵道沿線に降った大雨の被害で家山-千頭 間の線路が不通になっていて、家山-千頭 間はバスによる代行運転になっている。そのような状況もあり、2023年夏〜においても「SL急行かわね路」号は、とりあえず新金谷-家山間に運転区間を短縮した運行になるけれども、午前〜お昼と午後に各1往復するという度量が広いダイヤを引っぱって、いよいよ8月6日(日)〜運行を開始する。
「大井川本線家山↔︎千頭台風15号被災によるバス代行運転について」は下記URLにて。
https://daitetsu.jp/archives/136852
黒鉄(くろがね)色の日本型の蒸機(笑)が旧型客車を牽引する「SL急行かわね路号」は 区間が新金谷-家山 間と短縮になるとはいっても、下り・上り各2本の運転スタイルになり、千頭へorからは午後便が家山駅で代行バスに接続するダイヤを組んで運行されるという心遣いも嬉しい。

区間短縮運行におけるSL急行かわね路号は下り列車がカマ正向きの運転をする。神尾→福用
運転区間短縮での運行日は8月6日(日)〜21日(月)が毎日、8月25日(金)からは金・土・日・月(9月8日〜11日はウヤ)。
運転時刻は下りは SL急行かわね路1号 新金谷発11時52分→家山着12時20分、15号新金谷発14時47分発→家山着15時17分(代行バス家山発15時25分)、上りは SL急行かわね路2号 家山発12時52分→新金谷着13時19分、16号(代行バス千頭14時27分発)家山発15時39分→新金谷着16時07分といったダイヤになっている。

SL急行かわね路号2023年夏の運行ではC10 8が運用に入ることが多いと思われる。神尾→福用
さて、大井川本線に詳しい方ならお解りと思うが、家山駅には転車台(ターンテーブル)がない!!…なので機関車の向きを変えられないという現実がある。SL急行かわね路号は下り・上り別の列車だから、トーマス号 のように同じ編成のまま行って帰ってくるパターンにして復路は牽れて照れ笑いしながら帰るわけにもいかない。
そう、どちらかの列車(基本は上り)ではSLが逆向きになって先頭に連結されるバック運転が実施されるのだ。

区間短縮運行でのSL急行かわね路号は上り列車でカマがバック運転になる。大和田→福用
実は、この写真は動画からの切り出しで、元動画をhttps://youtu.be/n7DH4OqWGw4で公開しているので、合わせて視ていだけると有りがたいです。
大井川鐵道【公式】HP「SL・ELに乗る」
https://daitetsu.jp/sl

ところで、冒頭で「とりあえず新金谷-家山 間は…」と記しているのは、10月に家山-川根温泉笹間渡 間の再開を目指しているからに他ならない。
なので2023年8月1日時点では上のHP「SL・ELに乗る」内の「SL運転・空席情報」は9月までになっている。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。