さんてつ冬の風物詩「洋風こたつ列車」の季節が到来

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]三陸鉄道 旧山田線区間

三陸鉄道(本社:岩手県宮古市)は2023年度冬期間の土日休日に1日あたり、旧北リアス線区間で「こたつ列車」を1往復、旧山田線区間では「洋風こたつ列車」を1往復運転(年末年始を除く)する。
せっかくなので、このシーズンは12月9日~2月25日運行の洋風こたつ列車と、12月16日~3月24日運行こたつ列車を別々に紹介させていただく。

■洋風こたつ列車
基本的に36-R形使用の「洋風こたつ列車」の運転時刻は、宮古11時05分発→釜石12時45分着・釜石13時10分→宮古14時38分の各片道で、途中、津軽石・陸中山田・織笠・岩手船越・大槌・鵜住居に停車する。

このシーズンの「洋風こたつ列車」の運転区間は、宮古-釜石 間になり、旧南リアス線区間へは顔を出さない。写真は折り返し駅となる釜石駅。
タイトルは右が「洋風こたつ列車」に基本的に使用される36-R形36-R3。撮影場所は盛駅の車庫なので背景的にはイメージ。
「洋風こたつ列車」の運転日は2022年12月9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)・23日(土)・24日(日)、2023年1月6日(土)・7日(日)・8日(成人の日)・13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)、2月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(建国記念の日)・12日(振替休日)・17日(土)・18日(日)・23日(天皇誕生日)・24日(土)・25日(日)。
「洋風こたつ列車」の利用料金は、全車指定席で、乗車する区間の運賃もしくは「1日フリー乗車券」などの同区間に乗車できるきっぷ+座席指定料金300円+ご希望のお弁当(選択※宮古駅・釜石駅から乗車する乗客のみ)の合算になる。※混雑時は相席となる場合がある。※少人数で1BOX(4名掛け)利用の場合はご相談ください。
お弁当の種類および料金は、宮古からの乗車…洋風こたつ御膳2,400円・瓶ドン1,700円、釜石からの乗車…プレミアム洋風弁当3,300円・プレミアム銀鱈弁当2,000円。
ご予約は、三陸鉄道(株)旅客営業部 0193-62-7000 または 0193-63-7727 (9時~17時30分)にて電話予約。乗車日の2ヶ月前の9時から受付開始。お弁当は宮古駅・釜石駅から乗車の方のみ。乗車日の2日前13時までの予約が必要。
車内では、「三陸鉄道車内ガイド」が乗車案内、記念乗車証などプレゼントの催しがある。

詳細は下記URLのチラシにて。
PowerPoint プレゼンテーション

都合により「こたつ列車」のお知らせは後日にアップいたします。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。