黒部峡谷鉄道トロッコ電車が2026年10月1日に全線で運転再開予定…
さらに後半では黒部宇奈月キャニオンルート2026年10月2日開業のお知らせも…
2024年1月元旦に発生した能登半島地震により黒部峡谷鉄道は2024年シーズンより宇奈月-猫又 間の暫定的な区間運行になっていたが、2026年10月1日から、いよいよ欅平駅までの全線運行を再開する。
そして黒部峡谷鉄道欅平駅~黒部ダム 間を結ぶ黒部宇奈月キャニオンルートの開業も延期となっていたけれども、この黒部峡谷鉄道全通運行再開により、2026年10月2日(金)から旅行商品のツアーとして始動する。

「鉄軌道王国」を名乗る富山県にある地方鉄道の一つ、稀少なナローゲージの機関車牽引列車に乗れる観光鉄道トロッコ電車が10月1日に全線開通
[場所]黒部峡谷鉄道本線 宇奈月-欅平
2026年4月15日アップ黒部峡谷鉄道2026年は4月20日から猫又駅までで運行開始の記事中で「9月1日(火)~の運行ダイヤと、10月1日(木)~11月30日(月)の運行区間も含めた運転計画は、鐘釣橋の損傷部分の復旧作業の進捗しだいになるので、7月に入ってから黒部峡谷鉄道より発表される予定になっている。」と記したが、それが7月3日に発表された。

https://www.kurotetu.co.jp/timetable/
また、運賃や乗車パターンも日付や期間によってパターンが異なるので、これまた解り辛くなるのを防ぐため、黒部峡谷トロッコ電車HP内「運賃・購入方法」ページのリンクURLを下に記すのみにさせていただく。
https://www.kurotetu.co.jp/fare/

黒部峡谷トロッコ電車は、本記事アップ日時点(7月17日)においては宇奈月-猫又 間の往復同一列車乗車というスタイルなので、2023年以前は通過駅であった猫又駅のプラットホームに、終着駅としての足跡を残すことができる。
これは2024年1月元日の能登半島地震により釣鐘橋が損傷したため2024年シーズンの運行からは本来の終点駅である欅平までトロッコ電車は行けないので、猫又駅が暫定的な折り返し駅になっているからになる。
さて、この猫又駅であるが、2026年10月1日(木)からは通過駅に返り咲く(というのだろうか!?)予定になっている。
日本で唯一の駅名に「猫」の字が入っている駅なので、何か乗車記念として良い形での駅に足跡(記撮の意)を残せる方策はないモノか? 2027年シーズン以後に期待したい。
2026年のトロッコ電車は、11月30日(月)まで運行し、翌日12月1日から翌春までが冬季運休期間になる。
詳細などは下記URLから。
https://www.kurotetu.co.jp
黒部宇奈月キャニオンルート2026年10月2日開業
[場所]黒部宇奈月キャニオンルート 欅平-黒部ダム
「黒部宇奈月キャニオンルート」とは、黒部峡谷鉄道欅平駅~黒部ダム 間を結ぶ地下に、黒四発電所の建設などに伴い日本電力(株)や関西電力(株)が資材輸送用として整備した工事用軌道を、2018年に関西電力(株)と富山県が締結した協定により、その軌道を中心とする電源開発輸送施設を一般開放・旅行商品化にした新ツアー・ルートになる。






詳細は下記、黒部宇奈月キャニオンルートHPお知らせ「黒部宇奈月キャニオンルートツアーの始動について」にて。
https://canyon-route.jp/news/news-744/
黒部宇奈月キャニオンルートHP
https://canyon-route.jp
鉄道路線全線完乗への影響…孝
日本国内の鉄道路線完乗者および完乗を目指している方にとっては、黒部宇奈月キャニオンルート乗車の扱いをどぉするか!? 悩みドコロではないだろうか?
あくまで筆者個人の感想にはなるが、上部軌道 欅平上部-インクライン下部 間6.5kmは鉄道事業法の「鉄道」ではなく、インクライン815mに関しても鉄道事業法の「ケーブルカー」ではなく、共に「鉄道事業法に基づく事業許可を必要としない乗り物」の施設扱いでのツアー旅行商品として乗車するので、鉄道全線完乗の対象外では…と、思っている。
さて、気になるのは下部軌道 欅平-欅平下部 間500mをどのように見るかになろう。なぜなら下部軌道は鉄道事業法に基づく専用鉄道になっているからだ。ただしこの区間も「黒部宇奈月キャニオンルート」ツアーの旅行商品での乗車になるので、その場合は鉄道全線完乗の対象には該当しないのではないか? とも考えてしまう。
一番楽なのは欅平-欅平下部 間を同一駅の構内扱いにしていただけたら助かるのだが…。
まぁ鉄道全線完乗に関しては、地域や団体などのグループによってルールは様々あると思うので、このコレらの発言は一つの意見として読み流していただけたら幸いだ。
日本橋とやま館にて「黒部宇奈月キャニオンルート展」開催
東京都中央区の日本橋とやま館 交流スペースにて、「黒部宇奈月キャニオンルート展」を2026年7月17日(金)~7月30日(木)(※最終日は18時終了)の期間に開催する。

富山と東京「日本橋とやま館において黒部宇奈月キャニオンルート展」
https://www.toyamakenjin.tokyo/event/10300/

https://toyamakan.jp
ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。
[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。