さんてつ冬の風物詩「こたつ列車」は12月16日〜

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[場所]三陸鉄道 旧北リアス線区間

三陸鉄道(本社:岩手県宮古市)は2023年度冬期間の土日休日に1日あたり、旧北リアス線区間で「こたつ列車」を1往復、旧山田線区間では「洋風こたつ列車」を片道1本運転する。
当サイトでは、このシーズンは12月9日~2月25日運行の洋風こたつ列車と12月16日~3月24日運行こたつ列車を別々に紹介させていただく。
基本的に36-Z形使用の「こたつ列車」の運転時刻は、上りが久慈12時07分発→宮古13時50分着で一般車輛(自由席)へ併結の各駅停車。下りは宮古14時42分発→久慈16時40分着で、途中、一の渡・田老・岩泉小本・島越・田野畑・普代・堀内・野田玉川・陸中野田に停車する。※3月中旬にダイヤ改正の予定あり。

旧・北リアス区間を走るこたつ列車に基本的に使用される36-Z1。田老
「こたつ列車」の運転日は2023年12月16日(土)・17日(日)・23日(土)・24日(日)・30日(土)、2021年1月1日(元日)・2日(火)・3日(水)・6日(土)・7日(日)・8日(成人の日)・13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)、2月3日(土)・4日(日)・10(土)・11日(建国記念の日)・12日(振替休日)・17日(土)・18日(日)・23日(天皇誕生日)・24日(土)・25(日)、3月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)・20日(春分の日)・23日(土)・24日(日)。

旧北リアス線区間の観光名所駅になっている堀内駅
「こたつ列車」の利用料金は、こたつ車輛全席指定で、乗車する区間の運賃もしくは「1日フリー乗車券」などの同区間に乗車できるきっぷ+座席指定料金300円。※混雑時は相席となる場合がある。※「少人数で指定席ご利用の場合はご相談ください」とのこと。
上り久慈駅12時07分発ではお弁当の予約ができる(※久慈駅から乗車する乗客のみ)。お弁当の種類および料金は、あわび弁当1,850円・うに丼2,500円・ほたて弁当1,350円・大漁舟唄御膳3,200円。※1月元日はお正月特製弁当のみ1,600円。ご予約は、三陸鉄道(株)旅客営業部 0193-62-7000 または 0193-63-7727 (9時~17時30分)にて電話予約。乗車日の2ヶ月前の9時から受付開始。お弁当は久慈駅から乗車の方のみ。乗車日の2日前13時までの予約が必要。
乗車日の2ヶ月前の9時から受付開始。お弁当は久慈駅から乗車の方のみ。乗車日の前々日13時までの予約が必要。

旧北リアス線区間の沿線車窓を楽しませてくれる、田野畑駅近くにあるひらいが水門。
下り宮古駅14時42分発ではスイーツの予約ができる(宮古駅から乗車する乗客のみ)。種類は「レ・ド・シェーブル」イボンヌのシュークリームのみ600円。※ご予約の方にはインスタントのコーヒーをサービス。ご予約は乗車・スイーツとも、三陸鉄道(株)旅客営業部 0193-62-7000 または 0193-63-7727 (9時~17時30分) にて電話予約。乗車日の2ヶ月前の9時から受付開始。スイーツは宮古駅から乗車の方のみ。乗車日2日前の13時までの予約が必要。
車内では、なもみ(無病息災を祈願する北三陸の異形の神々)突然出現のアトラクション、アテンダントによる車内ガイド、乗車証明書のプレゼントなどの催しがある。

さんてつこたつ列車の詳細は三陸鉄道HP内の下記URLにて。
https://www.sanrikutetsudou.com/wp-content/uploads/2023/11/ea52a996e1e221850f215749cc493cf8.pdf

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

結局ことしも三陸鉄道36-Z1と36-R形36-R3の走行シーンの撮影へ行けなかった(汗)。
ということで、三陸鉄道こたつ列車の情報は、ことしもこたつ記事になってしもうた(笑)。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。