「東海旅客鉄道(JR東海)」タグアーカイブ

複線の下り線を逆走する上り電車

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]東海道本線 垂井-関ヶ原
タイトルを読むと何かとんでもない場所の紹介のように思えるが、種を明かせば、東海道本線の南荒尾信号場-関ヶ原 間の上り本線に並行して敷設された線路は下り本線ではなく、「垂井線」という東海道本線の支線で、そのうちの垂井-関ヶ原 間は双方向に走行できる単線線路になっている 続きを読む

ビール発酵貯蔵タンクが巨大なグラス生ビールに見える瞬間

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[場所]JR東海道本線 枇杷島-清洲など
JR東海道新幹線の下り列車が名古屋駅を発車して約5kmほどの車窓右側に、ゴールドカラーの上に泡を冠した生ビールのジョッキの中身のような色合いを施こしているタンクが林立する光景が見えてくる。これは キリンビール名古屋工場 のビールの発酵・貯蔵タンクで、実際に 生ビール に見えるように意図して装飾されており、列車の乗客へ、ここにビール工場があることをアピールしている。
ところで、そんなカラーのビールタンクだが、夕陽をあびて、まさにグラスの中へ注がれたビールが発酵炭酸ガスで シュワーッ としているように見える時間帯がある。 続きを読む

100年以上前に造られた現役のレンガアーチ跨線橋と復元関所

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[場所] JR中央本線 贄川-木曽平沢

JR中央西線 贄川-木曽平沢 間、というか贄川駅から南(名古屋寄り)に300mほどの地点にレンガアーチの跨線橋があり、レトロな佇まいの風景を作りだしている。この橋は中央本線の塩尻-奈良井 間が開通したと同時の1909年(明治42年)の竣工で、すでに100年以上使用されている。そんな歴史のある跨線橋なので、1989年(平成元年)に補修整備され、現在は「関所橋(メロディー橋)」とも呼ばれ、国道19号から文化施設である贄川関所への道しるべとしてランドマークになっている。 続きを読む

名鉄とJR東海の電車が同じ線路を走る区間

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] JR東海道本線・名古屋鉄道名古屋本線 豊橋-平井信号場
JR・名鉄 豊橋駅の在来線プラットホームは主に、1・2番線がJR飯田線の電車が使用し、3番線は名鉄名古屋本線の電車が使用して、さらにその海側の4番線~はJR東海道本線の列車が使用しているという、名鉄線がJR線に挟まれた配置になっていて、さらに名古屋方の山側にはJR東海の豊橋運輸区などの施設もあり、名鉄名古屋本線が豊橋駅構内のドコをどう通っているのか気になっている方も多いのではないだろうか。 続きを読む

新幹線の線路を走った私鉄電車

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[場所] 阪急電鉄京都線 上牧-大山崎
新大阪駅からJR東海道新幹線の上り列車に乗ると、22kmくらいの地点で左から標準軌の複線線路が寄り添ってきて約4kmの間並行する。この線路が阪急京都線なことは、阪急電車が好きな方や関西の方ならご存知のことと思う。また電車好きの方ならば、東海道新幹線に乗車した時、この区間で阪急電車と並走するかも知れないとワクワクするのではないだろうか。 続きを読む