秩父鉄道SLパレオエクスプレス2023運転日程

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[場所]秩父鉄道秩父本線 熊谷-三峰口など

埼玉県の 秩父鉄道 熊谷⇔三峰口 間を走る「SLパレオエクスプレス」が、2023年は4月1日(土)から12月3日(日)までの土日祝日を中心(土曜運休日あり)に一部平日、計80日間に運行する。

下りSLパレオエクスプレスは三峰口駅3番線へ到着する。そこでC58 363は切り離され機回し開始。1番線先の荷役線に転線して給水を行う。
SLパレオエクスプレスはC58 363号SLが客車を牽引する観光列車で、1988年から運行されているが、牽引される客車が12系4両編成の現在における姿になったのは2000年からになる。
2023年の主な駅の運転時刻は、土曜・休日・平日とも、下り-熊谷10:15発→三峰口12:54着、上り-三峰口14:05発→熊谷16:20着。
詳しい停車駅および運転スケジュールなどは、下記URLにて。
https://www.chichibu-railway.co.jp/slpaleo/calendar.html
なお、三峰口駅の転車台周りは「SL転車台公園」になっていて、C58 363号SLの転向シーンが間近に眺められる。チョット古い写真になるが、その光景も載せておこう。

C58 363は荷役線で給水後に転車台へ移動。カマの向きを転向する。
C58 363を転向中。
カマを転向したら熊谷方へ引き上げて3番線へ転線。
C58 363をパレオエクスプレス12系の熊谷方へ連結する。これにて機回し完了。
ちなみにSL関係の写真は2019年11月16日の撮影で、C58 363のヘッドマークは「うどんサミット」を掲げていたりと、何か見覚えがある方もいらっしゃると思うが、そこにツッコミを入れてはいけない(笑)。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。