民鉄における検車区などの一般公開イベントで軌陸車を眺める

おうちで車輛基地公開フェスティバル

[場所]小田急電鉄海老名検車区・西武鉄道南入曽車両基地+α

毎年初夏になると車輛基地などを一般開放するイベントが各地の電鉄会社で開催されるが、ことしは新型コロナウイルス拡散防止のため、軒並み中止か延期になってしまった。
そんなご時世なので、昨年にあったイベントの写真を並べて「エア車輛基地開放イベント」をココで試みようとしたのだが、ありきたりの車輛の掲載じゃ当サイトらしくない(笑)と思っているうち、ナゼか軌陸車の紹介へと考え至った。 続きを読む

天井川の掘削トンネル探訪(1) JR奈良線・不動川隧道

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[場所]JR奈良線 玉水-棚倉

天井川の鉄道隧道の中でも掘削トンネルを
特に限定で訪ねる不定期シリーズです

JR奈良線は、この名称に反して奈良県には敷設されていないので有名だ(笑)。さてそんな同線だが、見所はまだまだある。その一つが天井川をくぐる地点の多さにあろう。
区間的には長池-棚倉 間に集中しているが、ただしこの中で掘削トンネルなのは、実は2ヶ所しかない。
まず第1回では 玉水-棚倉 間にある天井川隧道の掘削トンネルである「不動川トンネル」探訪と、同区間の他の跨線水路橋タイプの天井川トンネル(?)にも焦点をあてていこう。 続きを読む

令和に残る奇跡の情景…ローカル私鉄タイプ直接吊架式電車線

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[場所]銚子電鉄 海鹿島-君ヶ浜

千葉県の銚子電鉄は、太平洋側の犬吠埼を巡る総延長6.4kmの地方私鉄なことは皆さんご存知と思う。また最近では「電車を止めるな!」なる映画を制作したりと、鉄道以外でも名を馳せている。
ところで、ココはケイオー出身の電車が幅をきかせる以前のほんの4年前までは、単コロもコトコトと走る情緒あふれる、いかにもローカル鉄道という情景が展開されていた。自分もその雰囲気が好きだったので、それなりの回数を訪れている。
さて、この鉄道の電車線だが、なんとイマとなっては珍しい直接吊架式電車線が現時点でも採用された鉄道路線になっている。 続きを読む

津軽鉄道がレール・オーナー募集&仮想乗車配信など…

津軽鉄道はまだ大丈夫 そう思っていませんか?

[場所]津軽鉄道(つてつ)津軽鉄道線 全線

青森県の津軽鉄道(つてつ)線は、レトロな旅情を齎してくれる演者、腕木式信号機が津軽五所川原駅と金木駅に計3コが存在していることで有名で、これは鉄道営業路線では日本唯一現役の存在でもあるので、当サイトでも2019年7月31日アップ「国内で現役腕木信号機が活躍する唯一の鉄道営業路線」で紹介している。そして、DL牽引の客車列車が、季節列車とはいえ走る、国内では稀少な路線なことは皆さんご存知の通りだ。
さて、上のキャッチコピーはそんな津軽鉄道の活性化協議会が発行する「レール・オーナー募集」のポスターからの引用になる。 続きを読む

駅前などにある鉄道系展示品を訪ねる(12) 鳥取県・米子駅

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[場所]JR山陰本線・境線 米子駅

駅ナカや駅近の鉄道にまつわるオブジェや
モニュメントを訪ねる不定期シリーズです

JR米子駅といえば「西日本旅客鉄道株式会社 米子支社」の最寄り駅であり、駅北方約1.5kmの境線沿いには「後藤総合車両所(旧・後藤工場)」があるのは当サイトの読者ならご存知だろう。なので、これらの存在をアピールするシンボルとして、何がしかの鉄道系モニュメントが展示されていることは想像できる。 続きを読む