天井川の掘削トンネル探訪(3) JR学研都市線・天神川隧道

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[場所]JR片町線 大住-京田辺

天井川の鉄道隧道の中でも掘削トンネルを
特に限定で訪ねる不定期シリーズです

本記事で取り上げる路線の正式名は片町線だが、愛称に学研都市線が設定されているので、表題回りの[場所]は正式名を使用したが、メインタイトルにはせっかくなので愛称を記してみた。なお文中では片町線を使用していく。記事の統一性がないが、賢明な読者の方なら同じ路線を指していることを理解していただけると思う。
さて、そんな片町線の 大住-京田辺 間には天井川が流れており、これを線路は掘削隧道によって通り抜けている。
この隧道は「天神川トンネル」という名称で、線路周辺は平地が広がり、その中を河川だけが高い堤防により直線で流れるという、まさに天井川のイメージ通りの風景が展開している。 続きを読む

きかんしゃトーマス12月も大井川鐵道を走るよ

「DAY OUT WITH THOMAS 2020」 12月特別運転

乗車チケット最速抽選販売ローチケにて10月17日12時~25日 申込受付

[場所]大井川鐵道 大井川本線 新金谷-家山

「きかんしゃトーマス」が、今年も静岡県の大井川鐵道にソドー島からやって来ているけど、そのトーマスが、2020年は12月も日本に居てくれることになった。
当初の予定だと10月19日(月)までだったけど、11月のお休みを挟んで、12月にも逢えるんだ。
しかも12月5日(土)から12月25日(金)までの期間はサンタクロースの帽子を冠った特別な装いで走行するっていうから嬉しくなっちゃうよね。 続きを読む

2020年10月下旬で見納め…富士急行の旧標準色

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[場所]富士急行 鉄道線全線

山梨県の富士急行には、リバイバルカラーではあるが2009年4月18日から富士急行旧標準色を纏った1200形1202Fが運行されており、富士急行線の昭和31(1956)年~平成一桁代の頃を知る世代にとっての懐かしい鉄道情景を魅せてくれている。さて、そんな富士急行旧標準色1202Fだが、「…10月下旬をもって引退することになりました。」との発表が富士急行から2020年9月30日になされた。 続きを読む

大井川鐵道SL列車かわね路号10月8日より運転再開

[場所]大井川鐵道 大井川本線

SL動態保存運転の老舗、静岡県の大井川鐵道より「SL列車『かわね路号』運転再開」の吉報が届いた。
2020年は新型コロナウィルス~蒸気機関車の車輛不具合のため、SLかわね路号は4月中旬から運転休止していたが、ついに2020年10月8日(木)より営業運転を再開する。 続きを読む

現役では日本一古い明治時代の橋桁 JR左沢線篇

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[場所]JR左沢線 羽前長崎-南寒河江

最上川は山形県のみを流れる流路延長229km一級河川だが、この川には明治時代に製造された橋桁を移設使用している現役の鉄道橋梁が何と2本ある。そのうちの1本は山形鉄道フラワー長井線 四季の郷-荒砥 間に架かる最上川橋梁(荒砥鉄橋)で、本サイト2015年9月30日アップ「東海道本線揖斐川橋梁に並行して架かる謎の橋」の中で少し触れている。
さて、この回で紹介するのはもう1本の方、JR左沢線 羽前長崎-南寒河江 間に架かる最上川橋梁だ。 続きを読む