鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内
結局やってる、いつもの行動(笑)
[場所]JR東海道本線(京都線) 長岡京-山崎
「JR東海道本線(京都線)の下り列車に乗って 長岡京-山崎 間の京都方から見て車窓左側を眺めていると、古墳らしき丘が目撃できる。この丘はホントーに古墳で、それも何と前方後円墳…。その名を「恵解山古墳」(いげのやまこふん)という。」そのような口上で書き出した前篇記事に続き、後篇では車窓から高見に窺える名所・旧跡の記事にはお決まりパターンになりつつある、列車の車窓から見えるスポットなら、そのスポットの上からも列車が見えるのではないか…の確認を行なっていこう。
この度は列車を見るのが目的のためトットと古墳前方西側へ…
後円部の上には登れないことは前篇で語っているので、この度はトットと墳丘南西寄りの前方側西斜面へと赴いた。
なお、背後に写っている学校建物は立命館中学校・高等学校の校舎で、この位置をグーグルマップなどで調べると、恵解山古墳への最寄駅は阪急京都線西山天王山駅なことも解る。
それでは頂上の平面部からの光景をお届けしよう。
https://www.jr-hellokittyharuka.jp
古墳近隣の見ドコロ老ケ辻三連橋と飛び石橋
上では恵解山古墳への最寄駅が阪急京都線西山天王山駅なことを記したが、JR東海道本線(JR京都線)長岡京駅からでも歩いていけなくもない。
ナゼ唐突にこのようなことを語ったかというと、JR長岡京駅から恵解山古墳へ徒歩で訪ねようとすると、途中のJR長岡京駅から700mほどの地点に流れる犬川に東海道本線の3連レンガアーチ鉄道橋が架かっていて、コレを東側に設置された飛び石橋から間近に眺めることができるからだ。
この3連レンガアーチ鉄道橋は「老ケ辻三連橋」といい、1876年(明治9年)竣工の、いまなお現役の橋梁になる。
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[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。