「廃線跡」タグアーカイブ

加悦SL広場が2020年3月閉園検討?で緊急寄稿(前篇)

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]京都丹後鉄道宮豊線 与謝野駅南南西約7.5km

加悦SL広場といえば、京都府の日本海側にある国内有数の鉄道保存展示施設としてご存知の方は多いだろう。この施設は元々、元・加悦鉄道加悦駅構内にあったが、1996年11月に現在の 大江山鉱山駅跡 に移転した。その展示車輛数は27両を数え、中には国の重要文化財に指定されているSLも居る施設となっている。
ただし位置的に行きづらい場所にあるので、行く切っ掛けをナカナカ作れない人は多いと思う。 続きを読む

加悦鉄道 在りし日の形跡を伝える要所は SL広場 以外にもある

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]京都丹後鉄道宮豊線 与謝野駅 南西約5km

京都府の日本海側にある鉄道保存展示施設といえば「加悦SL広場」が有名で、訪れた方も多いだろう。
加悦SL広場は、1996年11月に現在の位置である加悦鉄道 大江山鉱山駅跡に、同鉄道 加悦駅跡地で展示していた車輛などを移転して開業した施設で、現時点で27両を保存展示しており、そのうち11両が動態保存されている。
ところで、ここに訪れた人の中で、過去の加悦駅舎を知っている方は、入場口兼展示室になっている木造駅舎の外観に何か違和感を抱いたのではないだろうか。 続きを読む

遠州鉄道の高架駅下にある史跡を訪ねてみたら… 

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]遠州鉄道 遠州病院駅
静岡県にある遠州鉄道の起点 新浜松駅 から2コ目の 遠州病院駅 の高架下に「徳川秀忠公誕生の井戸」という史跡がある。徳川秀忠公とは「江戸幕府2代将軍」なことは皆さんご存知と思う。
さて、遠州鉄道 新浜松-助信 間は1985年12月1日に高架化されたのだが、同時にこの辺りの線路がルート変更されたのは有名な話しだろう。 続きを読む

名寄の「キマロキ」

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内
[場所]JR宗谷本線 名寄駅南方約700m
「キマロキ」とはSL排雪(除雪ではない)列車のことなのは広く知れ渡っており、「キ」が 機関車 を指すことをご存知な方も多いだろう。では「マロ」は何を指すのか? 「マ」は マックレー車 を、「ロ」は ロータリー車 を指している。 続きを読む

横浜 汽車道を歩く

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] JR根岸線 桜木町駅北東200m地点~
JR根岸線 桜木町駅の北東200mくらいの地点から東に約500m程の間に、鉄道線路跡を利用して造られた「汽車道」と呼ばれる遊歩道がある。ここは元々は東海道本線の貨物支線・横浜臨港線の一部として、1911年(明治44年)に開通し、1986年まで使用された線路跡で、さらに1989年の横浜博覧会では開催に合わせてこの線路を活用して気動車が運転されたこともあり、車輛が走っている光景を覚えている人も多いだろう。 続きを読む