「駅・鉄道施設」タグアーカイブ

太平洋戦争の痕跡が残る高架駅

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。弾痕の残る国道駅をご紹介します。

空襲後残る JR鶴見線 「国道駅」を訪ねて

一部のレトロ駅ファンの間ではかなり有名な「戦時中の空気がただよう駅」JR鶴見線 国道駅を訪ねてみた。
鶴見駅から乗車すると1駅め、JR東海道本線やその他と京浜急行線をオーバークロスして、さらに国道15号線(第一京浜国道)も鉄橋でオーバークロスするとすぐに国道駅に着く。 続きを読む

JR常磐線 不通区間を訪ねてみた

[場所] JR常磐線 竜田-原ノ町・相馬-浜吉田

常磐線の不通区間を訪ねてみました

2015年6月時点での常磐線の不通区間は2区間あり、そのうち、浜吉田-相馬間は山側にルートを変更して、2017年春の復旧を目指して工事真っ盛りであり、現時点で運行中の相馬-原ノ町間からその南側、原ノ町-小高間は2016年春、小高-浪江間は2017年春、そして帰還困難区域を挟んだ富岡-竜田間は2018年春の復旧を目指して、それなりに工事が進展中である。
なお、今回は常磐線を北側から辿ったため、区間の表記は北->南に統一させていただいた。また、日々変化がある区間であるため、撮影した年月日が2015年6月18~19日であることも記しておく。 続きを読む

鉄道隧道の現役最古参 清水谷戸トンネル

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
JR東海道本線 横浜-戸塚 清水谷戸トンネルをご紹介

最初のトンネル

鉄道トンネルで日本最初に作られたのは官設鉄道(現・JR東海道本線)住吉-三ノ宮間にある石屋川隧道(兵庫県神戸市東灘区)で、供用開始は1874年(明治7年)の同区間開業からなので、芦屋川隧道・住吉川隧道も同じ歴史を持っていることになるが、石屋川隧道は開業より3年前の1871年(明治4年)に完成していたため、これが日本で一番古い鉄道トンネルになる。しかし、1919年(大正8年)に、複々線工事のため現役を引退した。
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身近に見られるノーズ可動式ポイント 京浜急行電鉄本線 生麦駅

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。

[場所]京浜急行電鉄 生麦駅

ノーズ部分も動く!隙間無しのポイント

レール方式の鉄道のポイント(分岐器)のクロッシング部には、車輪のフランジを通すためにレールに切り欠きが設けられているということは、鉄道が好きな人なら皆が解っていることと思うが、このクロッシング部の切り欠きをノーズ部が動くようにしてレール間に隙間ができないようにしたものがノーズ可動式ポイントといい、新幹線で使用されているということも、かなりの人は知っているだろう。 続きを読む

荒川中川橋梁 東京メトロ東西線 南砂町-西葛西

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
今回は東京。いつも乗っている方も多いと思いますが、知ってると面白いですよ。

今と橋を架けた当初とではまるで地形が違う!?

東京都の荒川放水路と中川に架かる東京メトロ東西線・荒川中川橋梁は、下路ワーレントラス橋が川から見て堤防の外の市街地部分にまで伸びているが、なぜそんな構造になっているのか、疑問に思っている人は多いのではなかろうか。実は、これには東岸の西葛西寄りに限っていえば、建設時の状況が大きく関わっているのだ。
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