秋本敏行 のすべての投稿

秋本敏行:のりものカメラマン 1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカ メラマン・チームの一員として参加して、1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わ る。その後に自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。日本 国内の鉄道・軌道の営業路線全線を完乗している。

大楠が高架のプラットホームや屋根を突き抜けて立つ私鉄駅

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[場所]京阪電鉄京阪本線 萱島駅

プラットホームに樹木が立っている駅は全国にそれなりにあるが、関西には高架下の地面に生えた樹木がプラットホームを突き抜け、さらに屋根をも突き抜けて聳え立っている大胆な構造の駅がある。それは京阪電鉄京阪本線 萱島駅で、おそらく日本ではここだけではないかと思い、訪ねてみた。 続きを読む

大井川鐵道 本線電化70年 EL列車を大増発

70年前の大井川鐵道へ「時間旅行」は いかが?

[場所]大井川鐵道 大井川本線

SL動態保存運転の老舗 大井川鐵道は2019年12月1日に「本線電化70年」の節目を迎える。これにあたり、電化当時へのタイムスリップを楽しんでもらおうと、2019年10月31日(木)~12月31日(火)までの間、電気機関車牽引による客車列車「ELかわね路号」(通称EL列車)を大増発運転する。 続きを読む

カテナリ架線~剛体架線切り替え部分が間近に見られる駅

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[場所]東葉高速鉄道線 船橋日大前駅

剛体架線とは、トンネルなどの天井に支持碍子を介して取り付けたアルミ合金製T形材の下にイヤー・イヤーボルトでトロリー線を固定した架線のことで、地下鉄などに多く見られる。
ある程度の速度を出す普通鉄道では、地上部分にはたいがいカテナリ架線を採用しているので、それならば両方が混在する路線では、地上線のカテナリ架線と地下線の剛体架線が切り替わる地点はどんな構造になっているのか。気になっている人も多いのではないだろうか。 続きを読む

仙台市交通局 第3回 バス・ちか祭り「開催中止」のお知らせ

姉妹サイトBusfan.jpの記事の流用ですが、鉄道の話題でもあるので、そこから転載しました。

[場所]仙台市地下鉄東西線 荒井車両基地

宮城県の仙台市交通局では「第3回 バス・ちか祭り」を開催する。なお、イベントがバスのみならず、地下鉄電車との合同なのは祭り名を見て察していただけると思うが、同日は一緒に「あらフェス(地元のお祭り)」も同時開催されるとのことで、周辺も含めて、より一層盛り上がりそうだ。 続きを読む

駅前などにある鉄道系展示品を訪ねる(10) 長野県・軽井沢駅

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[場所]しなの鉄道しなの鉄道線 軽井沢駅

駅ナカや駅近の鉄道にまつわるオブジェや
モニュメントを訪ねる不定期シリーズです。

(旧)軽井沢駅舎記念館は現役の駅出改札口としても使用

長野県の しなの鉄道 が開業20周年を迎えた2017年10月27日に、その記念事業の一貫で軽井沢町立「(旧)軽井沢駅舎記念館」を しなの鉄道 が借り受け、復活させ旧駅舎口として使用を開始した。それに合わせるように、(旧)軽井沢駅舎記念館周辺を「旧駅舎ゾーン」として整備し、それまで駅構内旧1番線に保存されていた車輛群の設置場所の見直しも行い、旧駅舎ゾーンの一角に文化財保存施設のように展示公開された。 続きを読む