「長野県」タグアーカイブ

特急『しなの』が塩尻駅で方転していた名残り

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]JR中央本線 塩尻駅

名古屋と長野を結ぶ特急『しなの』は、今でこそ全区間を列車の前後の向きを換えずに走り通すが、1982年5月17日に塩尻駅が現在の地点へ移転するまでは、旧塩尻駅で方向転換をしていた。
これは当時の旧塩尻駅の構造が、中央東西線同士がスルーで、篠ノ井線がその名古屋寄りから北方向に分岐していた配線だったからで、名古屋方-松本方 間を通し運転をする列車はここで進行方向を換えていた。駅を移転したのはこの解消に他ならない。 続きを読む

窓に浮かび上がる、消えた長野駅1番線

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] JR信越本線など 長野駅
「長野駅には1番線がないのを知っていますか?」のキャッチフレーズもあって最近話題になっている、 廃止になったプラットホームや線路が窓に浮かび上がる場所が長野駅にある。 続きを読む

信州松本で見られる青ガエル

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]アルピコ交通上高地線 新村駅

「青ガエル」こと元東急5000系の最後に残った車輛である熊本電鉄5101A(元東急デハ5031)が2016年2月14日にラストランを果たし、青ガエルがすべて現役を引退したニュースは全国に伝えられたが、いまだに線路の上に載った青ガエルを見られる場所が他にもある。 続きを読む

車窓から眺める名勝案内「寝覚の床」

鉄道旅を一層たのしくする車窓案内シリーズです。今回も特急しなの利用の方必見です!

[場所]JR中央西線 倉本-上松

変化に富んだ木曽路を進行 中央西線

前回に続き、中央西線 倉本-上松 間にある、車窓から眺めることができる木曽八景をもう一つ。
倉本駅から上松寄りへ約5kmの地点にある寝覚ノ床がそれで、木曽川が刻んだ峡谷の河原に花崗岩の巨岩や奇石が居並ぶ壮大な景観が眺められる。長野県歌『信濃の国』の4番に「旅のやどりの寝覚の床」と登場しており、大正12年(1923年)には国の史跡名勝天然記念物にも指定されている。 続きを読む

車窓から眺める名勝案内「小野の滝」知っていましたか?

鉄道の旅を一層たのしくする車窓案内です。特急しなの利用の方必見!?

[場所]JR中央西線 倉本-上松

山の中に鉄路あり 中央西線

中央西線は恵那から薮原までは木曽川水系に添って上っていく。この区間はくねった渓谷が続くその川筋に合わせるように線路が敷設され、まさに「木曽路はすべて山の中」といった景観が続いている。しかしそんな路線だからこそ、線路から至近に景勝があったりするものだ。
続きを読む