秋本敏行 のすべての投稿

秋本敏行:のりものカメラマン 1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカ メラマン・チームの一員として参加して、1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わ る。その後に自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。日本 国内の鉄道・軌道の営業路線全線を完乗している。

市振駅のランプ小屋 えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン

鉄道旅を一層たのしくする車窓案内シリーズです。今回はランプ小屋
ランプ小屋ってなんでしょうか??

「日本海ひすいライン」をおさらいしよう

2015年3月14日に整備新幹線である北陸新幹線の長野駅-金沢駅間が開業したことにより、並行在来線の経営分離が行われ、JR線であった信越本線の長野駅-直江津駅間と北陸本線の直江津駅-金沢駅間は、それぞれの県の第三セクター法人が運営する路線として、県ごとに分割された。 続きを読む

綾戸渓谷と穴道 上越線 津久田 – 岩本

鉄道旅を一層たのしくする車窓案内シリーズです。今回は上越線。

上越線の絶景「綾戸渓谷」

上越線は、1982年の上越新幹線開通以前は首都圏と新潟圏を結ぶ大動脈であり、上越新幹線開通後も、水上などの有数の温泉地を結ぶ観光路線であるので、上越線利用中に、津久田駅から岩本駅側に4km程進んだ地点で棚下トンネルを抜けたとたんに渓谷が開け、そこで鉄橋を渡る一瞬に見られる絶景を記憶している方も多いと思う。 続きを読む

車窓から眺める名勝案内「寝覚の床」

鉄道旅を一層たのしくする車窓案内シリーズです。今回も特急しなの利用の方必見です!

[場所]JR中央西線 倉本-上松

変化に富んだ木曽路を進行 中央西線

前回に続き、中央西線 倉本-上松 間にある、車窓から眺めることができる木曽八景をもう一つ。
倉本駅から上松寄りへ約5kmの地点にある寝覚ノ床がそれで、木曽川が刻んだ峡谷の河原に花崗岩の巨岩や奇石が居並ぶ壮大な景観が眺められる。長野県歌『信濃の国』の4番に「旅のやどりの寝覚の床」と登場しており、大正12年(1923年)には国の史跡名勝天然記念物にも指定されている。 続きを読む

車窓から眺める名勝案内「小野の滝」知っていましたか?

鉄道の旅を一層たのしくする車窓案内です。特急しなの利用の方必見!?

[場所]JR中央西線 倉本-上松

山の中に鉄路あり 中央西線

中央西線は恵那から薮原までは木曽川水系に添って上っていく。この区間はくねった渓谷が続くその川筋に合わせるように線路が敷設され、まさに「木曽路はすべて山の中」といった景観が続いている。しかしそんな路線だからこそ、線路から至近に景勝があったりするものだ。
続きを読む