「Train car window scenery」タグアーカイブ

JR四国で海に一番近い駅は・・・

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]JR予讃線 下灘駅vsJR土讃線 安和駅
日本一海に近い駅は見解の相違があり、当サイトでも2015年12月7日にアップした『JR信越本線 青海川駅』の記事は「日本海に一番近い駅」(←その記事はここをクリック)というタイトルを使っている。さて、エリアを絞り込んだ場合、四国で海に一番近い駅といえば、TV効果もあってかJR予讃線 下灘駅を思い浮かべる人は多いだろう。 続きを読む

世界遺産『平城宮跡』の中を通る鉄道線

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]近鉄奈良線 大和西大寺-新大宮
近鉄奈良線の下り電車に乗ると、大和西大寺駅を出発して600m程の地点から約1kmの間、奈良県の県都中心間近とは思えないような平原が広がる光景が展開する。関西の方や史跡に興味がある方ならいまさらのネタと思うが、ここが『平城宮跡』で、1998年12月に「古都奈良の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されている。このような場所の真っただ中を近鉄奈良線が東西に横断しているからこそ眺められる景色なのだ。 続きを読む

札沼線沿いに今なお残るハエタタキ

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]JR札沼線 浦臼-下徳富
「ハエタタキ」とは、ひと昔前の頃の線路脇に立ち並んでいた電柱のことで、それに単芯ケーブルが幾本も渡されて駅間を結び、鉄道電話などの通信に利用されていた。この形状は駅が多い幹線の電柱になると腕木(横棒)が長くなり、さらにその本数も増えるため、ここに付いた碍子とも相まったこの形が蝿叩きに似ていたことから、こんな俗称が付けられた。しかし、通信ケーブルの多芯ケーブル化により徐々に数が減り、現在では単芯ケーブルが張られた姿は、もう見られなくなったと思われていた。
しかし、その姿を見られる場所がまだあったのだ。 続きを読む

雨晴海岸の名の由来の岩

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] JR氷見線 越中国分-雨晴
富山湾西岸を走る氷見線は、観光列車「べるもんた」が運行される程の景観路線だが、その中でも越中国分-雨晴にある雨晴海岸は絶景区間と言われている。富山湾に突き出した岩礁の先に北アルプス立山連峰の雪山を望む写真を見たことがある方は多いと思うが、それが将に雨晴海岸だ。 続きを読む

福光駅に停まっている混合列車の正体は?

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] JR城端線 福光駅

JR城端線を利用したことがある方なら、福光駅に到着した時に、高岡駅方から見て車窓右手(西側)の壁にSLが牽引する混合列車が描かれているのを目撃し、それが何なのだろうと疑問に感じた人は多いのではないかと思う。 続きを読む